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そらの下歩いた記録-2024/06/26

 こんばんは、秋本そらです。そろそろnoteでうっかり前の名義を名乗りそうになるのをやめたいです。
 さて、本日も色々あったので、さっそくまとめていこうと思います。

 昨日、私にしては珍しく22時台には就寝しました。眠りに落ちるのもかなり早かった気がします。普段であれば夕食を食べている時間なのですが、なにせ昨日は行動開始時間が早くて、約5時間歩き回ったせいで疲労していたので……。
 目覚ましは朝の7時に設定していたのですが、なんと6時に目が覚めました。びっくり。二度寝して7時に起きました。
 ひとまずホテルで用意されている昆布茶を入れて飲んで、着替えて、ホテルで無料提供される朝ご飯を食べました。その後は気が向いたので少し化粧をして、けれど化粧道具を一つ忘れたせいでどうにも血色が悪く見えるので化粧を全部落として。結局すっぴん状態のまま、朝9時ごろにホテルを出ました。朝から私は何をしているのでしょうね?
 今日は昨日と違い太陽も出ていたので、帽子をかぶって、飲み物と塩飴も買って準備は万全。

 ――と、いうわけで。
 本日も、ひたすら街中を歩き回りました。

 同じことを二度も書くのはちょっとどうかと思うので、旅行の目的だとかなぜ街を練り歩いているかなどの詳細は省きますが(昨日の記事を読んでください)、とてもとても楽しい時間だったことだけはここに書き記しておきます。
 これから書く物語のために散策していたにもかかわらず、関連のある別作品の登場人物についての設定が深まって深く息をついてしまうような瞬間があったり、街中を歩く登場人物たちの様子を思い浮かべてふと笑みを浮かべたり。通りすがった和菓子店でみたらし団子を買ったり。
 とても楽しかったのです。が……。
 前日、右足に負担のかかる歩き方をしていた私は、今日もやはり右足が本調子ではなく。いつの間にやら、右足をかばうような歩き方を、無意識のうちにしてしまっていました。さらに、昨日からずっと荷物をかけ続けていた右肩も少し痛みはじめ、一度は左肩にかけ替えたりもしたのですが、結局鞄の中身が取り出しづらくてすぐ右肩に持ち直してしまって。
 そんな状態なのにもかかわらず、本日私が歩き続けた時間は、休憩や昼食も含めて6時間。
 昨日より、多いんです。
 しかも、今日は移動に電車を使っていません。
 ……私は一体何をしているんでしょうね?

 そんなこんなで、街全体をあらかた歩くことができた私は、昨日ものぼった展望台に再び赴いて、2日間かけて歩き回った街並みを見下ろしてみました。
 ――感慨深かったです。
 私は、この街を歩いていたんだ、という思いでいっぱいになって。
 そして一瞬、私は旅行に来てなにをやっているんだ、あほか、とも思いました。まあ、これが目的なので仕方ないです。
 空気感がなんとなくつかめましたし、家でただぼーっと過ごすよりも何十倍も充実していましたし。後悔は欠片もないです。

 16時台には一度ホテルに帰ってきて、1時間ほどベッドの上でただ寝転んでいました。さすがに疲労感がすごかったので……。
 少し寝て、夢も見ました。おぼろげな記憶ですが、物語の登場人物が街を歩いている様子を見たような気がします。
 そして、17時半ごろに再びホテルを出て、前々から行くと決めていた焼肉屋さんへと向かいました。歩ける距離ではありましたが、足への負担を考えて、流石に電車を使いました。

 さすがに開店間もなかったからか、店内には誰もいませんでした。
 女性一人で個人経営の焼肉店に入ったためか、従業員さんにも少しだけ驚かれたようで。
 最初は、生ビールとかんぱちをお願いしました。そして、ビールのお通し(しらす)とかんぱちを食べ終わる頃にロースとタン先を。そのあとにハラミとビビンバ、レモンサワーを注文して、最後にもう一度、ロースを。
 本当に本当に、ぜんぶ美味しかったです。
 特に好きだったのは、ロース。
 こちらのお店では、肉を炭火で、自分で焼きながら食べます。
 火が網の上まで踊るように燃え上がることがあるくらいに脂がのっていて。口に入れた瞬間、味を感じる前に、香りでもう「おいしい!」と思うのです。そして、「おいしい」と言語化されるよりも先に、笑みがこぼれ落ちるのです。お肉はとても柔らかくて、うまみたっぷりで甘くて。
 本当に最高でした。
 食後には、新しいおしぼりとあたたかな緑茶までいただいてしまって。
 レジで女将さんに「本当においしかったです」と伝えると、本当に嬉しそうな表情で「ありがとうございます」と返されました。
 一人で入るには勇気が必要だったでしょう、と声をかけられたので、正直に「半年前に来たことがあって、美味しかったのでまた来ました」と白状しました(言い方がよくない)。

 半年前に来たときは、イベントの帰り道で、イベントの際に出会った方と一緒でした。遅い時間になってしまったので、わたしたちが一番遅い入店で。退店も、閉店前ギリギリでした。店内には、同じくイベント帰りに寄った方がいっぱいいて。むしろ私たちが入店できたことが奇跡のような気がします。
 そのときに、絶対にまた食べに行きます、と、お会計のレジで女将さんに伝えていたのです。もう半年前のこと、ただの観光客である私のことを覚えているわけがないとは思うので、一方的に私が守りたいと思っただけの約束、なのですけれど。
 今回も、「また旅行の時に来ます」と伝えて――きっと一方的に私だけが覚えていることになるであろう約束をして、ホテルまで帰ってきました。

 そしていま、この記事を書いています。

 さて。本日の歩数は、なんと33,000歩(本日のサムネはこちらです)。昨日よりも少し増えました。そら疲れるわけです。
 このあとは、お風呂に入って、服を洗って乾かして、荷物を少し片づけて、寝ようと思います。少し好きな動画を見てもいいかもしれないですし、散歩中にいつも仕事の際にお世話になっている会社の本社らしきところを見つけたので、同僚に写真を送りつけてもいいかもしれません。いや、仕事の際に話すネタにしようかな。
 旅行中の方が、朝早く起きて早めに眠れている気がします。家で過ごす時よりもよっぽど健全な生活をしている気がする。

 それでは、おやすみなさい。

 秋本そら