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『かなりや荘浪漫』の話

こんばんは、秋本そらです。

今日は、好きな本について、少しだけ、ここに書き残しておこうと思います。

ほんの少しですがネタバレを含んでおりますので、「かなりや荘浪漫」シリーズを読んだことがない方は、ご注意ください。


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今日、村山早紀さんの「かなりや荘浪漫2 星めざす翼」(PHP文芸文庫版)を買いました!

前にオレンジ文庫版を読んだことがあるのですが、実は一番好きなのが、番外編1の「空から降る言葉」です。特に印象に残っているのが、ホテルの場面、ましろさんがそっと両耳を押さえるシーンです。この部分を読むたびに、私には夜明けの空から色とりどりに輝く言葉が降ってくる光景が見え、なんて綺麗なんだろうと思うのです。

実は、一巻である「かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち」も含めた「かなりや荘浪漫」のお話の中で、このシーンが一番綺麗だと思っていて、一番好きです。

ですが、廃園の鳥たちだと「4 ある編集者の物語」が一番好きです。

星めざす翼の本編だと、一番好きなのはあけびのシーンです。

続きがとても楽しみです! 作中に名前だけ出てきている漫画家さんにも、早くお会いしてみたいです。

かなりや荘浪漫は、読んでいると本当に綺麗な場面ばかりが思い浮かんできます。なんというか、他の本よりも特に沢山のイメージが浮かんできて、読むのがとても楽しいです。


PHP文芸文庫版の「廃園の鳥たち」や「星めざす翼」で新たに書き下ろされた物語も、とても素敵でした。

「廃園の鳥たち」で書き下ろされた「ささやかな物語」は、「桜風堂ものがたり」や「百貨の魔法」の世界も織り込まれたお話で、読んだ時にとてもわくわくしたことをよく覚えています。

「星めざす翼」で書き下ろされた「冬の魔法」を読み終わった時、「自分も魔法を使えるのかもしれない」という思いと「本当に魔法は存在するのかもしれない」という思いを抱いていました。


思いついたこと、書きたいことをひたすら並べただけなので、読みにくい文章になってしまいました。本当にすみません。

最後になりましたが、村山早紀さん、お誕生日おめでとうございます!