就職するか、しないか の二択ではない
春休み。楽しみたいのに楽しめない。周りが就活準備で忙しい。
わたしの大学3年の春休み。
「とにかく行動」というけれど、そのエネルギーがなかった。
充電期間も大切だ!!!
どんな春休みにしたいのか、数日間 家にこもって考えてみた。
私の本音は?
世間体を気にして、就活をしようとしていないか?
本当にやりたいことから目を背けてないか?やるまえから、無理だと考えているのではないか?
心に蓋をしていないか?
教職課程を取っている私は、教員になる道もある。大学3年の5月ごろ、大学院もいいなあと思い始めたり。そして、夏の短期留学を経て、怒涛の秋学期を過ごした。
現在、春休み二週目に入った。
悶々とした自分の思いをノートに綴っていくうちに、ふと思った。
「将来の夢=職に就く」に縛られていたのではないか?
やりたい職業がなくて焦っていた。
だから、「CAになりたい」という友達、「教員になりたい」と勉強に励む友達、「海外で働きたい」といって東南アジアにインターンにいく友達をみて、焦ってしまっていた。
小学校の頃の「将来の夢は〇〇です」の〇〇は必ず職業名だった。
「将来の夢はパティシエです」「将来の夢は先生です」
いつの間にか、
「夢=なりたい職業」であり、
「職業=やりたいこと」であると勘違いしていた。
「頑張って!すごい!応援してるよ!」と表面では取り繕い。
内心、「将来に向けてみんな頑張っているのに、私だけ取り残されている。頑張りたいのに、頑張れない という矛盾した状態が続いた。
でも「やりたいこと=職業」という考えの基づいた
「職業探しに囚われていた自分がいた」という現実を直視したことで、呪縛から解かれることができた。
人生において、「どんな職業につくか」よりも、
「どんな人生を送りたいのか」「どんな人でありたいのか」が大事なのでは?
その考えに基づいて初めて、自分の軸が見えるのだと思った。そこから、
「就活」に対する考え方が変わった。
私は、世間でいう「就職活動」というものを、
「わたしが望む生き方を叶えるために、自分を磨く期間」
と捉えることにした。
「職に就く」「職を探す」「job hunting」期間ではなく、
本音に従って、「どんな人柄でありたいのか」「どんな人生を送りたいか」「どんな人たちと関わっていきたいのか」
自分が心の底から望む生き方、自分の本音に耳をすませる期間なのだ。
そう考えると、わくわくしてきた。
私はわたしの人生を生きる。
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