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映画鑑賞会「関心領域」のまとめ



◇内容
呪術廻戦の技名で出てきそうな映画作品
「関心領域」(監督:ジョナサングレイザー)
を観てきました。ホロコーストの所長とその家族にまつわる話でした。自然に恵まれた環境で暮らす親子の様子が映し出されており、「理想郷」のように思えます。ただ、日々たくさんの虐殺が行われ、悲鳴や死体を燃やす音が響くアウシュビッツ収容所がすぐ近くにあることを考慮すると、理想郷とは言い切れません。そういった不穏な環境音に囲まれながら、それらを聞こえないふりをして暮らす一家は幸せなのか、許されるのか、色々考えさせれる内容でした。
映画の演出上、人物同士の激しい衝突といった大きな起伏が無いので退屈とさえ感じましたが
映画後、分からなかった場面を語ったり日を改めてネットで考察を調べたりする内に、「退屈さ」こそが事柄の重大さを曖昧にし「無関心」にしてしまうのかと感じました。
決して、金曜ロードショー等で放映される大衆ウケする作品では無いですが、世界の情勢を見つめ直す上でイチオシといっていいかもしれません。

◇次回観たい作品
・温泉シャーク
=くださらなさドストライクなB級映画っぽい。かの平沢進さんが音響担当というところも気になるポイントです🦈
・ナミビアの砂漠
=カンヌ国際映画批評家連盟賞を受賞した作品とのこと。「あみこ」の監督作品とのことで
上映が待ち遠しいです。

◇読書会の今後の予定
6/22 読書会
7/7 七夕読書会
7月の日曜日=高尾山での登山読書会
8月の日曜日=ビアホール🍺
10月=(釣れたら)お魚解体ショー読書会🐟
11月=八王子BBQとモルックとボードゲーム

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