見出し画像

2022.06.27 - 有休の日

・色々と仕事に疲れてしまったので、有休を取った。

・いつも事前に申請をしておくんだけど、昨夜「明日、休も」と思い立って朝体調不良で欠勤した。はじめてそんなことしたからちょっとドキドキした。なんてことなかった。メールの不在通知設定と、slackの通知オフ設定をして、出かけた。

・誰かが発信したものに触れる日にしたくて、映画を観て、本を読んで、音楽を聴いた。

・映画は是枝監督の『ベイビー・ブローカー』を選んだ。後半嗚咽が漏れるぐらいわたしは泣いていた。是枝監督は相変わらず「家族」を考えさせてくる。

・人には全員に親がいて、どういう形であれ誰かに育てられて、ある時から自立して(自立しないこともあって)、誰かとくっついたりくっつかなかったりして、誰かを恨んだり恨まれたりしながら生きている。どこからどこまでを家族とくくるのか。

・わたしは両親に育てられて途中で親が離婚して新しい父親ができて苗字が変わって、その後異父兄弟ができた。父親は今の父親だけだし、妹は別に妹だ。よく漫画とかで自分の居場所がない、とか、妹・弟は親が違うから・・・とかで悩んでいるのを見るけど、まったく別の世界の話だと思っていた。実は、わたしも経歴だけ切り取ったらそういう世界線にいた。

・つまり、自分の家族観と他人の家族観が等しいことはほとんどなくて、そのズレは家族の間柄でも発生しうることである、という話。

・川上未映子の『ヘヴン』を読んだ。このまえ『夏物語』を読んで好きになったので、別の作品を…と思い昨晩買ったのである。

・美術館のシーン、画家はシャガールかな?と思って検索したら、結構そういう意見をネットで見つけた。ただシャガールとは明記されてないし、ヘヴンは一体どの作品なのか、分からないままだった。

・シャガールで言うと分かりやすく『誕生日』が好き。全体的に暗くて切ない雰囲気の作品が多いよね。アンニュイパリジャンのイメージ。

・ヘヴンの感想はまた今度。

・はっぴいえんどのアルバム(アナログ盤)を買った。

・『風をあつめて』が好きで(『うみべの女の子』から好き)、曲調もあのなんとなく感じさせる夏の匂いも好きで、今日はクソ暑かったのもあって買った。

・聴いてみたらほとんど知らない曲だったけど、音楽を楽しんでる音がした。色々聴いてみたい。

・あとは本を数冊買だたり和菓子屋でだんごを買ったり漬物屋で佃煮を買うなどして過ごした。

・1日休むとすごいな。いろいろなことをしているな。
・明日からまた仕事なので、このくらいボリューミーなプライベートを過ごしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?