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本屋マイスターとして思うこと (#Vol)

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出版業界・書店業界において、本屋訪問をしながら思ったことを書き綴っていきます。忖度なしにズバズバ本音を書き記しています。
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記事一覧

Vol.6:『本屋で本を買おう』は暴言かもしれない

多くの本屋が閉店し、店舗数は全盛期の半分以下となった。 日本以外の国に目をやると、フラン…

Vol.5:オンライン販売や電子書籍台頭が原因ではなく、何もしないのが原因

毎年多くの本屋が閉店したことで約1000万店までになった。 全盛期の半分以下である。 本屋が…

Vol.4:本屋にいくためには、本屋に行く理由が必要

11月1日、熊本県書店商業組合が、加盟する本屋を対象とした“全国初”のプレミアム付き図書券…

Vol.3 : 本屋の未来を救えるのは子供達かもしれない

先月、大阪市内の本屋を営業中に、いくつかの店舗で『宮沢賢治の著書のPOP』を見た。 立ち止…

Vol.2:“本を読まない人が増えた”は信用出来ない

秋といえば・・・「読書の秋」と言いたいところだが、僕の場合は、「積読の秋」だ。 どうして…

嫌いなことをやるくらいなら死んだ方がマシだと思ったけど、嫌いなことでも続けたら想…

『お前の話し方変だな。何言ってるかわかんねぇ』 その瞬間、人前で話すことが“嫌い”になっ…

Vol.1:本の読むのが嫌い。でも本との出会いで人生が変わった

◇ 本を読まなくなった理由 就職するまで全くと言っていいほど『本』を読むことはなかった。 とはいっても、漫画は良く読んでいた。 ここでいう『本』とは、小説や文芸書、自己啓発書のような本のことである。 僕は高校まで島根の小さな島で育った。 当時島には、小さな『本屋』が数件しかなかった。 両親も雑誌しか見なかったので、“本を読む”という習慣がなく、『本屋』に行く機会も少なかった。 もちろん好き好んで図書館に行くわけもなかった。 つまり、【本と関わる】ことが少なかったのだ。

僕がnoteをはじめた理由 〜そして伝えたいこと〜

僕がnoteを始めようと思った理由、それは『本屋へ恩返し』をしようと思ったから。 社会人にな…

自己紹介

あなたは、自分のことが好きですか? あなたは、今を楽しんでいますか? 「こんなはずじゃな…