Vol.1:本の読むのが嫌い。でも本との出会いで人生が変わった
◇ 本を読まなくなった理由
就職するまで全くと言っていいほど『本』を読むことはなかった。
とはいっても、漫画は良く読んでいた。
ここでいう『本』とは、小説や文芸書、自己啓発書のような本のことである。
僕は高校まで島根の小さな島で育った。
当時島には、小さな『本屋』が数件しかなかった。
両親も雑誌しか見なかったので、“本を読む”という習慣がなく、『本屋』に行く機会も少なかった。
もちろん好き好んで図書館に行くわけもなかった。
つまり、【本と関わる】ことが少なかったのだ。