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引きこもりとHSP

先日同様のご相談を立て続けに

いただきました。

(ご相談者の許可をいただき、

紹介させていただきます。)

 

・・

「無性に外に出たくなくなる

ことが多々あり、会社を休みがち

で自己嫌悪に陥ります。

これはHSPが原因ですか?」

 

「ウチの子が不登校になりました。

毎朝尻を叩いて送り出すのですが、

他によい改善策はないですか?

ちなみにHSCの傾向が見られます」

 

・・

上記2件の相談内容の共通点は、

両者ともHSP(C)という自覚が

あるということです。

 

それなら原因は一目瞭然です。

HSPの特徴"DOES"にある通り。

1.物事の考え方が複雑で、

深く考えてから行動する

2.刺激にとても敏感で、疲れやすい

3.刺激にとても敏感で、疲れやすい

4.五感をはじめ、あらゆる感覚が鋭い

 

ですので、HSPさんは次のように

感じている可能性があります。

✓他人に共感はできるが、

他人からの共感が得られない場合がある。

✓周囲に気を遣い、対人関係に疲れ果てた。

✓働いていたら体調を崩しがち。適職が見つからない。

✓どこにいても居心地が悪い。

 

 

長引くコロナ渦で外出自粛期間を経て、

テレワークが推進され

家にこもることが日常になってきました。

中にはテレワークができない職種も

ありますが、

設備が整っていれば満員電車に

乗ることなく家で仕事ができる時代です。

わたしも自粛期間中は快適すぎて、

外出は食料を買いに行くときだけで

満足していた時期があります。

 

この感覚はHSPにとっては正常です。

たとえ引きこもり欲が出たとしても、

自分や相手を責めたりせずに

しっかりと受容してください。

自分の気持ちに正直になれた証拠です。

 

そしてそれが当事者であれば、

自己嫌悪に陥るのではなく、

そのような環境に身を置くことも

一つの手段です。

在宅で働ける仕事を探すことも、

今の時代は可能です。

 

一方お子さんやパートナーが

そうなったとしたら、

まずは共感をしてください。

そして、カウンセラーや

専門家の意見を聞きながら、

焦らずに回復を待ちましょう。

人間は自分で自分の課題を

解決できる力が自然と備わっている

生き物です。

そう信じて、相手に寄り添い

一番の理解者であることを

感じてもらえるような

関わりをおススメします。

 

もし同様のお悩みをお持ちでしたら、

お話し聴かせてください。

 

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