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星座になれたら(秀華祭Ver) イントロ (1)

この記事では、アニメ ぼっち・ざ・ろっく! の劇中歌 星座になれたら のベース完全コピーのためのポイント解説をしています。
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前置き

こんにちは。アラカン・ベーシストのブギーのび作です。
解説を始める前に少しだけ前置きをさせて下さい。

アニメでは山田リョウは基本指弾きで時々振り抜きスタイルのスラップも使うようですが、中の人(高間有一さん)はたぶん全部ピック弾きです。
5月の「結束バンドLIVE-恒星-」でベースを演奏された山崎英明さんもピックで弾いておられました。

でも、ここはあくまで秀華祭の世界線なので、数少ない山田リョウの演奏シーンと彼女ならたぶんこう弾くだろうな、という想像をミックスさせて山田バージョンに迫って行きたいと思います。

あと、山田リョウは4弦のプレベを使っていますので、秀華祭Verは半音下げチューニングです。ただ楽譜は半音上げて書いています。つまり、本当のキーはAbですが、Aで書いています。


16ビートのリズムが肝

それでは、ここからは 星座になれたら のベースをコピーするためのポイントを具体的に見て行きたいと思います。

イントロ(動画の0:00~0:22ぐらい)は動画からもわかる通りスラップで行きましょう。ただし、最後の2小節半は歌の入りを待つために若干ソフトな印象になっているので、ここだけ指弾きにするのが良いと思います。


ゆっくり弾くとこんな感じです。

僕はサムダウン・スタイルなので、そこはまた山田と違うんですけど、それはご容赦下さいね。

さて、イントロに限らずこの曲の攻略には16ビートのリズムを正確に弾くことが欠かせません。もちろん最終的には正確さだけじゃなくてグルーヴすることが大切なわけですが、その前提としての正確なリズム、ですね。


拍と刻み

16ビートのリズムを正確に弾くための基本中の基本って何でしょう?
それは拍と16分音符の刻みの両方をしっかり感じること、だと僕は考えています。

そして拍と16分音符の刻みの両方が感じられていると、フレーズを1拍ずつに区切ってもきちんと弾けるようになります。例えば冒頭1小節はこんな感じになりますが、このリズムちゃんと1拍ずつ体に沁み込んでいるでしょうか?

それを確かめるための良い方法があります。
それは、1拍ずつに区切って繰り返すことです。
例えば、1拍目だけを弾いて1拍休み、これを4回繰り返すと2小節フレーズになりますよね。そこに2-4拍目も同じ感じでつなぐと、8小節フレーズができます。それをゆっくりでいいのでインテンポで弾いてみましょう。
OKであれば基本はクリアだと思います。

ちなみに1拍間を空ける理由は、リズム以外の要素(運指の難しさとか、実際には必要のない連打とか)でつっかえるのを防止するためです。
できる場合は1拍空けなくてもいいのですが、空けた方がリズム把握に集中できると思います。

こんな感じ ↓ です。

EX-1

上手く行かない場合は、ぜひ繰り返し練習してみて下さい。
これが弾けるようになってから、改めて元のフレーズを弾くと、自分の中でちゃんと拍と刻みの両方が感じられていることが実感できると思います。

なお、このフレーズ自体はまごつかないレベルになれば十分なので、オリジナル・テンポまで上げる必要は無いと思います。


次回へつづく

いかがだったでしょうか?
このイントロを攻略するためのポイントはまだいくつかあるのですが、一度にいろんなことを言うと分かりにくくなると思うので、続きは次回以降の記事にしたいと思います。

もし、ご質問やご意見などありましたら、ぜひコメントやTwitter (X)のDMなどお寄せください。ピンポイントでのご質問なども大歓迎です。

ではでは。



最後まで読んでくれてありがとうございます。何か1つでも参考になったなら嬉しいです。

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