今日もお金ない。だから海外に行った思い出を振り返る。No.3
早いもので、タイ・カンボジア旅行記もNo.3である。
特に早いも遅いも無いが、この出だしは1度使ってみたかった。
さて、前回はというと、タイ2日目にして早々に暑さに殺られた不甲斐ない私をお届けした。
でも本当に暑かったんだ・・・タイ・・・・。あれかなぁ、日本だと毎日日傘をさしているからかなぁ。頭部に直撃を食らうことは確かに日本ではあまりないかもしれない。
終点で降り立った地は、混沌を極めていた。少なくとも熱中症と船酔いのダブルパンチを食らった私にはそう見えていた。
途中、タイパンツが売られているお店の前を通った。
「タイパンツ絶対買うーー!あはは!」
などとほんの数日前までははしゃいでいたタイパンツが目の前に大量に売られているのにも関わらず、今の私の目にはそのような対象に移ることはおろか、もうこのタイパンツにダイブして横になりたいとすら感じていた。
そんなこんなで体調不良Maxの中、向かう先はカオサン通りというところらしい(既に、らしいなどというあやふやな記憶である)が、もうこの時はほぼ意識が無く(もちろん危険なほどの意識不明とかではなくて)とりあえずついていくだけ。幸い水だけはどこででも買えるので、、、まだ砂漠とかじゃなくてよかった。
やっとのことで無事カオサンロードに着き、記念撮影する。
写真を見返してみたが、思っていたよりいい感じに笑っている。あんなにフラフラだったのに。
今となってはこの写真も撮っておいてよかったと思える。
けれどカオサンロード、陰キャからするとパリピ過ぎてツラい。なんか歩いている人がみんなパリピに見える、そんな所ですカオサンロード。
何が通行人をそんなにパリピに見せるのかは現地に行って確かめてみて下さい。
写真撮影が済み、向かいのレストランで休憩する。お腹は空いていたが、うーん、食べられない。タイのお店ってほぼほぼ外に席が置かれているようなものでまあまあ暑いので、湧くべき食欲もそこまで湧かない。残念だが、ジュースだけ飲む。もはや何を飲んだかも忘れたが美味しかったと記憶している。他の人が注文したチャーハンも、一口貰ったけどすっごい美味しかったし。
とりあえずひと休み。
そして、今私はもれなく体調が悪いと伝え、後半は外に出ず部屋で休み、夜になったらまた合流することに。ただ、今回の旅は泊まる宿も当日に探すため、休むと言ったからには、部屋探せということだ。休憩もそれなりに、今夜泊まる宿探しへ。
何件かウロウロし、見つけた宿(これもまた写真に収めず)はカオサンロードから少し離れた所。値段交渉をし、部屋を見せてもらい、ここにきーめた。ただ、宿代を払いみんなと解散した後にすぐ思ったのだが、
①部屋に扇風機しかない
②シャワーとトイレは共同
いや、どんだけ意識飛んでんねん、入ってすぐ分かるやろ。しかし、ここにきーめたとか言っちゃてるので、泊まるしかない。
とりあえず、3日分くらいの汗を一気にかいたので、シャワーだ。なるほど、トイレとシャワールームは同じ空間、そして歯を磨くのもここか。そういえば男女別とかなんも言うてなかったな。まさか共同なんかな、とか思いながら、シャワーを浴びる。
昼下がりにホテルにいる人もそんなにいないので、シャワーを浴びてから部屋に戻るまでの間、誰とも遭遇しなかった。よかったぜ。
※こういう所がインドアかつ人見知りには緊張するポイントなのです。
しかし体調一向に良くならず。もうこれは、部屋にエアコンがないのが原因だと反省し、明日以降、泊まる宿を探す時は、何が何でも最初に、
「Air-conditioning,ok!?」
と聞こうと決意を固めた。
さて、空腹なのも手伝って何もやる気が出ない。ベッドにごろんちょしてひたすら、ボーッとする。
夜に集合する時間までは3時間ほどあったので、もうひたすらごろごろごろごろして、伊丹を出る時に買った塩昆布を食べていた。当時は、今置かれている状況、なんか悲しいなと思っていたが、今考えたらしょーもなさすぎて、これも良い思い出である。
暑すぎるが故、正常な判断能力が鈍りまくり、やってしまった行為の1つに、この日来ていた服を現地で捨てるということがあった。
なんで捨てるに至ったかというと、汗をかきすぎて持ち歩きたくないと思ったからである。ゴミ扱いである。
この日は暑すぎて部屋の中で洗濯をする気力もなく、明日またコイツを持ち歩くんか〜と思うと、また具合が悪くなりそうだったので、無念ではあるが成仏してもらうことに。勿体ないとも少し思ったが、カオサンロードでなんか涼しい服を買うことにしよ。服なら着れるしお土産にもなるしいいかもしれない。今更ながら、現地に適した服は現地で買うべきである。
ごろごろタイムも終わり、待ち合わせ場所へ向かう。体調良し。
日が沈んだため少し涼しや〜。
集合場所はカオサンロード到着後にみんなで記念撮影をしたマック前だ。マックならGoogleマップに出るかなと思い起動してみるとちゃんと出てきたので起動させて出発する。けれどやはり迷った。
しかし、これは意図してやったことである。
私は道に迷うのが好きだ。それも海外ともなれば楽しさも倍増である。きちんと、迷い中タイムも計算に入れ、早めに宿を出発していたので、いい感じに迷ったなと思いながら、Googleマップ起動する必要はあったのかと思うほど、自由気ままに歩いてみる。
さて、果たして待ち合わせ時刻に、場所に無事辿り着くのであろうか。
つづく。
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