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トップとは

新たな職場に転職して、もうすぐ2ヶ月が経とうとしている。

何だか一週間が過ぎるのが、あっという間だ。

職場の雰囲気も段々と見えてきたし、業務にも慣れ始めてきた。

整形外科の患者さんを診ることは、だいぶ思い出してきたから、スムーズに対応できるようになりつつある。

あとは、やはり職場内での「人間関係」。

これは、日を追うごとに、徐々に見え始めてきた。

自身の印象としては「リハビリ課は、あまりまとまりのない感じ」ということ。

課長は同年代の女性セラピストだ。
で、リハビリ課は、課長と自分の2人だけが常勤で、あとのセラピストは全員、非常勤だ。

他のセラピストを見ていると、課長の指示には普通に従って仕事をしている。

が、課長を慕っているかというと、どうもそこまで慕ってはいなさそうな感じだ。

課長自身もそこは気にしているようで、「私はリハビリ課をまとめられないから」と自ら言っていた。

まぁ、トップに立つには、色々なタイプのトップがいるし、やり方も千差万別だと思う。

自分の理想のトップは、前職場のリハビリ部長だ。

その方は、40名ほどのセラピストをまとめあげていた。

どんな部長だったかというと、まず現場仕事は殆どしないで、部下に任せている。
そして、とにかくこまめにスタッフとの面談をするタイプのトップだった。

自分も、何かあると部長に面談のアポを取って、その都度、話を聴いてもらっていた。

部長は、まずこちらの話をきちんと聴いてくれる。
で、一通り話を聴いたあと、アドバイスなどをしてくれるのだけど、一貫していたのは

「その人の強みを引き出してくれる」

これが、ものすごく心強かった。

時に、不安から解放されて泣きながら、次の訪問先に向かった事などもあった。

そんな部長も、今年の3月に退職し、今は理学療法士を引退し、政治の道に挑戦されている。

部長が退職する時、自分とは今後も繋がっていたいから、個人LINEを教えておいて欲しいと言われ、とても嬉しかった!

で、今でも、何か悩み事があったりすると、その部長に相談のLINEをして、アドバイスをもらったりしている。

そんな部長だったから、部下からは賛否両論あったのも事実。

「現場にも出ないし、毎日、仕事してんのかね?」などと言うスタッフも、中にはいた。

それでも、カリスマ性というか、部長にしかない「存在感」はものすごかった。

今の職場の課長には、そのような力強さは、残念ながら無い。。

2人しかいない常勤スタッフなので、いづれ、課長の次のポジションにつくかもしれない。

そうなった時のためにも、どんなふうに課長のサポートが出来るかを、今は考えながら仕事している。

幸い、課長との関係性は、転職当初から良好で、業務も一から丁寧に教えてくれるし、他のスタッフの事や、業務内容についてのことなども、最近では相談されるようになってきた。

自分は、前職場の部長のようになっていきたいと思っているから、もう少しして試用期間も終わる頃になったら、存在感をもっと出していき、口も出していこうと考えている。

あとは、「自身の強み」を常に考えながら、仕事していこうと思っている。

そして、また道に迷ったら、前職場の部長に相談してアドバイスをもらいながら、やっていこうと思う。

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