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明日から

さて、三が日もあっという間に今日が最終日。
明日から仕事始めの方も多いと思う。

自分も同じく、明日から仕事始めだ。

何となく気が重くなってる人もいれば、よし!やるぞ!となっている人もいると思う。

自分はというと、どちらの感覚もあって、気が重くもあり、よし!頑張ろう!という感覚もある。

気が重くなっている要因は、おそらく、まだ転職して一ヶ月で慣れていないのと、これから様々な事を覚えていかないとならない事への不安があるからだと思う。

そこで、今の仕事について、あらためて考えてみた。

まず、仕事は訪問リハビリだ。

これについては、理学療法士となって22年目、これまで様々な分野で仕事をしてきたけど、臨床現場の集大成として、在宅分野が一番やり甲斐があるかなと思ったから、訪問リハビリを選んだ。

転職する際、かなり悩んだし迷ったりもした。

なので、訪問リハビリ自体の業務は、とてもやり甲斐を感じている。

それに付随してくる様々な業務については、まだまだこれから覚えていかなければならない。

例えば、担当利用者様の数ヶ月に一度の看護師訪問のスケジュール確認や、毎月作成する「報告書」や「計画書」。
あとは、ケアマネさんとの連携や、時々行われるサービス担当者会議への出席etc...

これらの業務は、これから一つずつ覚えていかなければならないけど、慣れてしまえば何とかなりそうだ。

次に、職場環境について。

現在の職場は、セラピストと看護師を合わせると、30〜40名くらいいる。

となると、色々な人がいるわけで。
昨日も書いたけど「2:6:2の法則」のように、人間関係も色々だ。

とはいえ、訪問リハビリの仕事というのは、基本は一人で訪問してリハビリを提供して、また移動しての繰り返しなので、一人で仕事している時間が多い。
病院や施設やクリニックとかだと、所謂「箱」の中での業務になるので、人間関係も濃密だ。

その点、訪問の仕事は、朝と夕方くらいしか他のスタッフと合わないし、今はコロナ禍なので、直行直帰しているスタッフも多い。

その点は、人間関係に悩みがちな自分にとっては、合っているのかも知れない。

まぁ、自分の場合は事務所まで電車で50分くらいだから、朝は出勤して、帰りも退勤しないとならないから、直行直帰は出来ないけど。

それでも、これまでの職場とは違って、人間関係で悩むことは、少ない職場なのかなーと思っている
(早速、とある苦手な人が一人現れたけど、その件については、近々、上司に相談予定)。

あと、純粋に利用者さんと向き合えて、しかも自分の行った介入の結果がダイレクトに分かるのが、訪問リハビリの良いところだと思う。

特に、老人ホームなどの機能訓練指導員なども、これまで何年もやってきたけど、どうしてもリハビリというよりは、レクリエーションの要素が強かったり、特養などは、認知症の方が殆どで、リハビリも大した事は出来なかった。

それに対して、訪問リハビリでは、まだまだ現役で仕事されている利用者さんも多いし、一人暮らしで頑張って生活されている方も多い。

そんな方々を、理学療法という武器?を用いて、その方々が少しでも「楽に、安全に、安心して」日々の生活を送れるようにサポートしていくのが、訪問セラピストの使命だと思っている。

あとは、労働環境面では、土・日・祝はお休みだし、終業は17:45だし、時差退勤で17:00過ぎたら帰宅しても良いシステムとなっている。

なので、慣れてくれば、アフターファイブも何か出来るようになるかも知れない。

あと、今の会社を選んだもう一つの理由としては、役職制度」がある事だ。

自分は現在、47歳。理学療法士としては22年目のキャリアだ。

このまま一セラピストで終わるのは、少し物足りない。

出来れば管理職の仕事もやってみたいと思っていた。

これまでの職場では、なかなかそのようなシステムのところが無く、一セラピストとしての業務だけという所が殆どだった。

今の会社では、役職が段階的にあって、全部で9段階ある。

役職に就けば、当然、役職者手当も付くから、給与面にも反映してくる。

そこに魅力を感じたのも、この会社を選んだ理由の一つだ。

まずは一通りの業務に慣れて、一人前に仕事が出来るようになっていって、一つでも上の役職に就けるように頑張っていきたい。

上司もそれを期待しているようだ。

と、ここまであらためて文字で書いてみると、今の会社に転職したことは、正解だったのかも知れないなと、あらためて思った。

もちろん、訪問業務というのは、どんな天候でも自転車移動だから、そこは大変な面もある。

でも、それ以上に、仕事自体のやり甲斐とか、労働環境などを考えると、なかなか良い会社だなと、今あらためて思った。

あとは、日々の仕事をコツコツと、そして淡々と真面目にやっていくだけだ。

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