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ベランダは楽し②

今日はベランダ太陽光発電の話です。

私は電気(通信)関係の技術者ですので、それなりに電気のことを知っています。

昨今のSDGsではないですが、エネルギーを少しでも自給しようと始めたのがベランダ太陽光発電です。

有名な著書に「わがや電力」があります。

同書も読んだことがあり、12歳でもわかるように太陽光発電を実現する方法を書いてくれています。

私も同書をなるほどと思いながら読んだのですが、その後随分経ったころに太陽光発電を使用するシステムを作る仕事があり、なるほど意外に手軽にできるものだな、と思い、ネット通販で材料を買い集め、組み立てたのが以下の発電システムです。(超スタンダードなものです。)

ベランダ太陽光発電!

写真の左にあるのが、太陽光パネルで、左の布団バサミの下にあるのが、バッテリーとコントローラーが入っているボックスです。

平たくいうと、

①太陽光パネルは光を電気に変えるもの

②バッテリーは電気を貯めるもの

③コントローラーは太陽光パネルでできた電気をそのまま使うか、バッテリーに貯めるか、それともバッテリーの中の電気を使うか、をコントロールしてくれる優れもの

です。

太陽光パネルは光を電気に変えるので、夜は発電できませんし、雨の日は微弱な電気しか生み出せません。なので、いつでも電気を使うことができるように、バッテリーとコントローラーを使うわけです。


太陽光発電で生み出した電気は直流電流という電気であり、家電には使えません。この電気を家庭で使える交流電流に変えてくれる機械がコンバーターです。(元々カーバッテリーで家電製品を動かすためのもので、カー用品屋などでも売っています。)

太陽光で生み出した電気を家電で使えるように変えてくれるコンバーター

キャットタワーの最上階に鎮座しているこのコンバーターはUSB電源も供給できるタイプなので、スマホやタブレットの充電ができます。

タブレット充電中

コンセントも付いているので、電球やパソコンぐらいなら電源供給できます。ちなみに畑で使っている電動草刈機のバッテリーも充電できました!

普段から少しだけエネルギー自給でき、災害時も少しだけ電源確保できる、そんなポテンシャルも持っているベランダなのです。

次回は苗達の紹介です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

⚠️電気は感電の危険があり、取り扱いに関する法律があります。一定以上の取り扱いをするためには必ず資格をとるか、資格を持っている人の力を借りて製作する必要があります。
(わがや電力などには資格などがなくても太陽光発電できる一定以内の取り扱いや方法が書いています。)

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