ソマリと森の神様【感想まとめ】 Boo! 2023年7月16日 16:05 2020年1月~3月(https://twitter.com/i/events/1216538516873596929)1話#ソマリと森の神様 1話穏やかで温かくも、相反する要素を秘めた物語瑞々しい森や柔らかな背景と、人の滅んだ(?)苛酷な社会幼き目に映る世界への好奇心と不穏さ…硬軟片方へ偏らぬ世界観の厚みが透けて見え、惹き込まれた初回擬似父子の不思議な絆を"手を繋ぐ"行為へ集約して魅せるドラマも鮮やか pic.twitter.com/FYmPrHozsS— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 10, 2020 2話#ソマリと森の神様 2話目を惹いたのは、多くの差異(感覚や感情の有無、食事の必要性…)やギャップ(柔らかな空気感と旅の悲しい目的、お菓子作りが得意な鬼)隔たりが強調されるが故に、それを越えようとする想い(薬作りを習う父、手伝いに励むソマリ)が温かく心に染み入ったその丁寧な語り口に感嘆 pic.twitter.com/O5c2g5O4xz— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 17, 2020 シズノ役の七海ひろきさんお名前を存じ上げていませんでしたが、元宝塚の方なのか…特徴的な声と芝居に、不思議な魅力があって思わず耳をそばだててしまいました#ソマリと森の神様 pic.twitter.com/d9DjiBGhNI— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 17, 2020 3話#ソマリと森の神様 3話願いの叶う花を求め、ソマリはアリの穴街地下へその軽率な行動にハラハラするが、妙な処で勘が鋭く(旅の終わりを意識して…)、繊細で感受性豊かな幼い子供の"らしさ"の描写が素敵子の為に急ぐ旅路と、別れを想像して悲しむ子…どちらも相手の事を想うが故なのが何とも切ない… pic.twitter.com/fz8qZkgpq7— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 24, 2020 4話#ソマリと森の神様 4話叱るべき時、謝るべき時、褒めるべき時…子を育てる、親になる事の難しさ未熟な父子は失敗を重ねながら、両者揃っての成長を描く姿勢に好感ソマリの願いに応える父…それは安心させる為についた優しい嘘に終わってしまうのか?結末を見届けるのが楽しみであり、怖くもある pic.twitter.com/LuB6EQTFMN— Boo!💙💛 (@boo_hit) January 31, 2020 5話#ソマリと森の神様 5話旅の再開腹に一物を秘めた、ワケありの新たな道連れ合わせ鏡の様な二組で、血縁や種族を超えた絆と限りある時間を物語の俎上へ載せる手際が鮮やかハイトラ達にも幸せな結末を望むが、さて…🤔ウゾイのキャラデザや砂漠の世界観、劇伴等、目を惹く要素の多い回でもありました pic.twitter.com/Po16LRWpz9— Boo!💙💛 (@boo_hit) February 7, 2020 6話#ソマリと森の神様 6話嘘の家族は本当の家族となる事が出来るか?そこに"愛"があれば…と単純な結論にせず、"罪と罰"を描いた上で愛を語るのが秀逸仄かに哀しくも、厳しく美しいep.共に在り、共に生き、共に考えた先に答えはあるのだろうか?ウゾイ達の姿を通し、ソマリ父子にも問う様な展開も見事 pic.twitter.com/UqAPMkhMN2— Boo!💙💛 (@boo_hit) February 14, 2020 ハイトラの妻娘とウゾイのお母さんのお話は内容的にも映像的にもキツかった…その場面だけ楳図ホラーかと思っちゃいましたよ😅#ソマリと森の神様 pic.twitter.com/q2F6Su2qbr— Boo!💙💛 (@boo_hit) February 14, 2020 7話#ソマリと森の神様 7話ソマリが健やかに生きて行く為ならば、苦労も些末と言い切るゴーレムの言葉そこに"擬似"を越えた親子の絆を確かに見た反面、同じ境遇のハイトラの言葉に安堵する、そんな親側の不安や葛藤も掬い上げるバランス感覚も素晴らしいそして二人は魔女の街へ…知識は光明となるか? pic.twitter.com/leVr8hhpGg— Boo!💙💛 (@boo_hit) February 21, 2020 8話#ソマリと森の神様 8話魔女イゾルダの語る昔話人の子ソマリと人ならざる親擬似親子の絆を通して描く本作の終着点は、異形を怖れる弱き人間達の革新…人が異形と共に生きる未来となるか?目指す道の険しさを示しながらも、ソマリのこれまでの旅(出逢い、友人)に一縷の希望を見出だせる構成が心憎い pic.twitter.com/kWqIT80tzy— Boo!💙💛 (@boo_hit) February 28, 2020 9話#ソマリと森の神様 9話求められて作る手料理ソマリの抜けた乳歯微笑ましいep.ながら、最終盤へ向け改めて疑似親子の積み重ねを示し直す様な展開特にゴーレム側の微かな変化に、子の存在によって人(便宜上)は初めて親へと成長して行く事を実感するこの旅での経験と学びに、父はシズノへ何を語る? pic.twitter.com/U4ZerZ7aoQ— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 6, 2020 10話#ソマリと森の神様 10話ソマリとの出逢いソマリが"お父さん"と呼んだのは生きる為の術か?けれど、誰かと共に在る事が生き存える手段なら、少女を受け入れたゴーレムもまた本心では生きたいのでは…そう願ってしまった迫る刻限の中、「見守っていたい」という言葉に"生へ前向きな"一縷の希望を見た pic.twitter.com/7lRvKSl4sR— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 13, 2020 #ソマリと森の神様ローザおばさん…見た目は巨大なアホロートル型で気持ち悪いけれど、cv.は柴田理恵さん(!?)だからきっと煩いけれど良い人だろうなぁ(流石に上手い!)なんて思ってたのに、とんだ食わせ者だったよ…😅お父さんの身体に、またまた負担の掛かりそうな予感のする引きよw pic.twitter.com/RwwxbYERbY— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 13, 2020 11話#ソマリと森の神様 11話おばさんの正体を明かした上で描かれる、幸せな父娘の風景、お揃いの組紐何と意地の悪い作劇か😅そう思いつつ、まんまと感情を揺さぶられる相容れぬ人と異形けれど、人の罪を語る言葉(即ちコミュニケーション)がそこには在って、分かり合える可能性も微かながら感じられた pic.twitter.com/7pllionr6k— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 20, 2020 12話#ソマリと森の神様 12話満身創痍の父、残された僅かばかりの刻彼の選ぶ道は?芽生えた願いは?父娘、二人の辿り着いた結論に大きな驚きはないしかし、その普遍的な到達点にこそ確かな"愛"や"感情"があると信じられた最終話旅路は続いて行くけれど、二人でなら親子の絆できっと乗り越えて行ける… pic.twitter.com/9FRwgfW0CM— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 27, 2020 総括#ソマリと森の神様 まとめ異種共生の疑似親子譚に、"命の期限"という別れの予感も漂う物語種族の異なる父娘の絆というミクロな処から丁寧にお話を紡ぎ、共生というマクロな視点へ拡げていく作劇も見事なら、美麗な背景や叙情豊かな劇伴等、演出の全てで創り上げて行く世界観も見事な作品でありました pic.twitter.com/QvumeiRwwe— Boo!💙💛 (@boo_hit) March 27, 2020 ダウンロード copy #アニメ #Twitter #ソマリと森の神様 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート