見出し画像

おじいさんと出会う

入れ歯の為にやっとの事でありついた副業の雀荘でしたが
結論から言うとコロナでクビになりました。
でも歯は無事に購入することができました!!

(5年ローンですが。。。。)
今私の口の中に無事におさまっています。

感慨深い。歯があるって素晴らしい。
神様仏様、オリコ様に感謝です。
そしてそこでおもしろいおじいさんと出会いました。
そのおじいさんは常連でもう何10年も通ってるとの事。
いつも冗談なのか何なのかよくわからない発言をしてて、
変わったおじいさんだなあと思ってたんですが
年末に爆発的にお客さんが来た時、
半端じゃないくらいの忙しさのわりに人手不足で、
会社おさめしてから1日も休まず年末年始元旦以外は4日までフル出勤で
シフトを組まれていました。
さすがに疲れがピークに達してきた頃、風邪をひいてしまいました。
それも関節痛がひどくてもしかしてインフル・・?という位にひどく、
さすがに明日は絶対休むって言おう!と思ったときに
何と店の人がインフルエンザにかかってしまったのです。


とても休むとは言い出せなくなり
ほとんど意識もうろうで働いていました。
入れ歯の為とはいえ、一体何でここまで働かないといけないのか。
さすがにちょっとやさぐれていた時にそのおじいさんが帰るところでした。
「今度、ごはんでも行こうか」とかなんか言ってきたのですが
朦朧としていて全然耳に入らずで
適当に愛想笑いしてその日は終わりました。

それから元旦だけ休んで年始に出勤した時にまたおじいさんが来ました。
暇なジイさんやなー。
「アンタ、まだおったんか?こんな正月にずっと働いて彼氏もおらんのか?」
いや、まだいたのって年末からずっといたわけではないのですが。
私が泊まり込みでここに住んでるとでも思ったんでしょうか。どんな女や?
「彼氏はいませんので大丈夫です!」
「彼氏もいなくてこんなところで年末年始ずっと
働いてかわいそうな女やなあ。ごはん食べさしてあげようか。
自分はかわいそうな女を救うのが趣味だから気にしなくていいよ」


と言って電話番号を渡してきたのです。
私の中でなぜかその「かわいそうな女を救うのが趣味」
というパワーワードとその時におじいさんが
会計する時に20万円くらいの札束が見え、
「かかか、金持ち~救われたい!!遅めのサンタが来たかも?」
と思ってしまい、連絡してしまったのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?