MBAホルダーとしての不甲斐ない現実

今年の3月に2年間通った大学院を卒業し、MBA(経営学修士)を取得した。

MBAを取得する過程で学んだ各企業のケースや、経営におけるフレームワークの学びは普段の業務に役立っている。
何より心理的に他者の発言を、感情的に解釈せず、論理的に解釈や受け止めができるようになり、業務上の心理的なストレスは減った。

改めて「MBAを取得してよかった」と思っている。

しかし…
卒業して約3ヶ月経つが、パフォーマンス・アウトプットが思うように出せず、不甲斐なさを感じる今日この頃。

確かに、卒業後の4月から昇格し、新たな役割・環境で実務に従事している。これまでは比較的同世代や年次の近い先輩、課長などがレポートラインの中で、業務を推進してきた。

しかし、今は事業部長や担当役員、時には関連会社社長陣とも仕事をしなければならない環境にある。

今、自分が大学院に通ってMBAを取得したことは、上司・同僚などには公開していない。しかし、もし公開してしまば、「MBA取得したのにこんなことも分からないの?」と言われてしまうような感覚である。

この不甲斐ない現実を感じることも、ある意味「MBAへ行ったから」かもしれない。きっと、「不甲斐なさ」ではなく、「単なるストレス」で終わっていたのではないかと思う。

正直な気持ちとしては、今は辛く、もどかしく、不甲斐ない。

ただ、これを乗り越えなければならない。
乗り越えるためには、今の自分の不甲斐なさも受け入れなければならない。

自分の強みは「猟奇的なポジティブさ」

早速、会社で契約している「グロービス学び放題」を視聴しながら、
MBAでの学びを振り返ると共に、目の前の与えられた仕事の問題解決に向けて1つ1つの事案に真摯に取り組んでいこうと思う。

大谷翔平選手のこのCMが、今の自分に勇気を与えてくれた。

いざ、行動。

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所属:名古屋商科大学 BIP(Business Innovation Program)@東京丸の内キャンパス 期間:2021年4月入学→2…

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