#195 理不尽なことへの対処法

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第220回】「ついに新書の情報が全て解禁に。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんの著書「あたりまえを疑え。」の出版が大変だったことからその大変さに対してマインドセットと行動をちょっと変えるという話。

「本を書く」と聞くと、個人の作業と思う方もいらっしゃるかもしれないが、実はこれ、めちゃくちゃ多くの人を巻き込んでの作業。
多くの人が絡むとコミュニケーションの不完全さが際立ってくるというのを本当によく体感した。
短期間で何かを成し遂げる難しさというのを、身を持って体験したなぁという、そんな実感がある。
おかげで随分と心身を削られた気がしたし、ぶっちゃけ「これ理不尽だろう」と腹を立てたこともある。
「なんだ、味方だと思っていたのに」と不信感を抱いてしまった相手もそれこそたくさんいる。
でも、これは僕に悪意があるとか、僕に対してどうのこうのではない。
それぞれの人が、自分がやらなくちゃいけないことをそれぞれの立場でやっているだけの話。
悪意があるわけではなく、それぞれの仕事をしているだけ。それぞれの仕事というのは必ずしも利害が一致するものではない。
そして、タイミングによっては非常に大きな不都合が発生することもある。
そうゆうときは、自分が変わるしかない。
自分が変わるというのは、自分が折れて不利益を全部被って我慢すればいいとか、そうゆう話ではない。
あくまでも立ち位置や考え方というのをちょっと変えるだけ、ということかなと思っている。
ぶっちゃけ今でも腹を立てた相手をまったく許してはいないし、理不尽だと思っている考え方を変えるつもりはない。
でも、相手を変えようとしたところでそれは意味がない。
なので、自分のマインドセットをちょっと変えて、行動を変えるしかないかなぁと思っている。
もし、その相手がその考え方を変えたり、行動を変えたりしたら、もちろんそれは僕は受け入れる覚悟というのを持っている。
こうやって行動することこそ、ステップアップをしていく上で大事なことなんじゃないかなぁと思う。
不満を持っているのに自分の行動を変えず、あるいは自分のマインドセットを変えることなく、赤提灯なんかで愚痴だけずーっとグダグダ言っているだけのおっさんには僕はぜーったいなりたくないと心から思っている。
自分を常にアップデートして変化し続けるしかないなと思っている。

「理不尽な相手」は稀でも「理不尽なこと」に遭遇するのは日常茶飯事ではないでしょうか?
特に大企業では。
会社の仕組み、ルール、トップダウンの指示、短納期の依頼など例をあげるとキリがないように思います。
しかし、そんな会社の愚痴を会社帰りに飲み屋で愚痴っているだけで、何も変えようとしない、自分すら変わろうとしないのは完全に思考停止、ぼんやり生きているおっさんそのもの。
私がぼんやり生きたままだったらそうなっていたかもしれません。
人は簡単には変われないのと同じで、長年かけて根付いた理不尽なことを変えるのは至難の業です。
そこに多くのストレスを感じるよりは、自分のマインドセットを変えて、ストレスをうまく逃がしながら行動して成果を出す。
理不尽なことをいちいち真に受けて、心身を擦り減らすより、考え方を変えてステップアップしていきたいです。


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