#349 時間泥棒にならないために

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第453回】「時間泥棒にならないための考え方について。」を聴いたことのアウトプット。
これまでのVoicyで、澤さんが何度か言葉にしている時間泥棒について、じっくり話された回。

時間泥棒は、働き方改革の主役。
「時間泥棒を退治してしまえば、働き方がどんどんよくなる」というのが僕の持論になっている。
この時間泥棒は、仕組みやビジネスモデルが結果的に時間泥棒になる。
その典型が、対面によるミーティングや対面による営業。
もちろん対面でやることによってすごく意味のある時間もある。
時間泥棒は、時間を使うことを目的にしてしまう場合、自分の都合だけで時間を使うことを相手にも強制する。
手っ取り早いところでいうと、いわゆる電話営業。
相手のことを全然知らない状態で、どこかから仕入れた名簿を上から順番に片っ端から電話する不動産営業などは、100%時間泥棒だと思っている。
相手の都合を全然考えずに電話という手段を使って、相手の集中力をぶった切って、自分の売りたいものを自分の都合だけで押し売りをするわけで、完全に時間泥棒。
もちろんその不動産に抜群の価値があって、聞いた人が泣いて喜ぶのであればまだわかるが、そんなものは電話営業で売るわけがない。
ろくでもないものであったり、売りにくいものを人海戦術によって売りつける。
儀式的なミーティングも結果的には時間泥棒になりやすい。
ご挨拶だけであれば、メールやチャットでよい。オンラインでも構わない。
移動するという時間、これは明らかに無駄だと思う。
僕のいるところに来るんだからいいでしょ。これも僕からするとOKにしたくない。それを認めてしまうと、僕が時間泥棒になってしまう。
相手に異動させる、その時間が無駄だと思う。
相手の貴重な時間を、何も生み出すこともできないであろう移動時間に費やしてしまうのは、申し訳ないし、あってはならないと思っている。
せっかくもし移動して会って何かするのであれば、それ以上の価値を提供したいし、交換したい。
その場でしかなかなかできないような人間関係を構築して、未来こんなことしましょうという合意に至る、そこまでできると、まさに会って時間を一緒に過ごすことに繋がってくる。

澤さんが、時間を大切に対する意識はお金以上かと思います。
私は、まだまだ時間よりお金を有効に使うことに脳の労力を割いてしまっています。
自分だけならまだしも、相手の時間を奪ってしまうのはよくないので、相手にとっての時間は、相手に何かをGIVEすることを念頭に置いておけば、時間泥棒となる率は減ってきそうです。
時間泥棒が嫌であれば、まずは自分が時間泥棒にならないよう、GiveFirstでいることが大事だと思いました。
さらに未来についての時間にできると、よりよい時間にすることができそうですね。

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