#99 時間の貸し借りと価値の提供

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第117回】「ぼんやりとした会議の無意味さについて。」を聴いたことのアウトプット。
ゴールが明確になっていない会議に出席したことから時間についての話。

その会議は、ゴールが明確でないと意見が発散したり自分の主張だけを言ってしまう社員がいたりして生産性の高い会議ではなかった。会議の中で生産性の高いことを言えないのは会議そのものの在り方としては致命的。
会社や組織のいわゆる偉い人がやたらと長く話す会議が横行するのは、自分が他の人の時間を借りているという感覚がないのではないかと思っている。自分が出ている会議なんだから全員俺の言うことを聞けくらいのマインドの管理職があなたの周りにもいませんか?
誰かを集めて何かを話すのは膨大なコストがかかっている。時間は有限で増やすことも逆流することもできない。その貴重な時間を自分の都合で浪費させるのは僕から言わせると完全に犯罪だと思っている。
最近、価値があるなと思う場にしか行かないことにしている。すごい偉そうに聞こえるかもしれないが、飲み会も気が向かなければ平気で断るようなことをしている。これは自分が得をするという感覚だけだはなく、自分がそこに行くことによって価値が提供できるかどうかで判断している。
時間は貸し借りをしているもの。その時間を自分の力で価値あるものにできる自信が持てる場面になるべく多く携わりたいと思っている。

澤さんは、たびたび時間の大切さを話されます。会社で上司から指導を受けるのは、資料で伝えたるべき内容を正すことがほとんどで、伝える相手の時間についてほとんど意識されていません。また、上司から部下に対しても、良かれと思っての指導が時間を超過することが多々あります。部下である私たちの出来が悪いこともありますが、伝えたいことが次から次へと溢れてくるのかもしれません。ある意味、価値を提供いただいているのですが、価値以上に時間を浪費していることもしばしば。立場の上下関係なく、時間貸し借りを意識できるともっと効率的になりそうに思えますが、とても上司には言えないですね。
私も相手の時間を借りているということ、価値を提供できるかどうか、それぞれを考えれるようになってきましたが、同時はなかなか難しいです。難しいですが、少しずつ考えていきます。

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