#125 ちゃんとするって何?

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第143回】「ちゃんとするってなんだ?という話。」を聴いたことのアウトプット。
体調が本調子でない澤さんがずっと家にいてちゃんとしていなかったという話。

澤さんは、週末に講演などで人前に立つために、いわゆるちゃんとした格好をして出掛けることが多いそうですが、この日はダラダラと過ごしたとのこと。
しかし、日常的に日本風「ちゃんとしている」という生活スタイルからはかけ離れて生きることにしているそうです。
顧客に直接会うとかその場にいないと意味がない場合を除いて、朝早く会社に行っても家にいてもやることは大差なく、社内ミーティングや資料作成、海外との電話会議は、自宅にいる方が効率的であり出勤しない。フォーカスしているのは、ちゃんと結果を出す方で、そのための選択肢として通勤をしない行動をとっている、とのこと。
真面目な日本人というのは、習慣づけられたことを盲目的になぞって行動することを「ちゃんとしている」と思いがちなんじゃないかともおっしゃっています。

日本風ちゃんとしているは、当たり前を疑うことの1つのように思います。ちゃんと会社に行かなくてもちゃんと仕事をしている澤さんがいるように、今までの「ちゃんとする」が通用しない世の中になってきたのかもしれません。
そもそも「ちゃんとする」を言語化すると、即答で明確な回答をできる人は少なそうに思います。ちゃんとした生活ですと「えーっと、朝は何時に起きて、朝食をしっかり食べて、歯を磨いて、ネクタイを締めてスーツを着て、・・・」という感じになりそうです。
子供に「ちゃんとしなさい」と何度言ってきたでしょうか。
「ちゃんと」を英語で訳すと「properly」で「正しく, ちゃんと, 良く, 善く, 能く, 宜しく」の意味がありました。
子供を注意するときの「ちゃんとしなさい」は「(注意したときにとっていた)行動を正しくしなさい」と雰囲気で伝えているんでしょうね。
できるだけ何をちゃんとするのか、具体的に伝えれるように気をつけてみようと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?