最近の記事

2024.2.9 おっさんになりたい

大学生の頃、おっさんになりたいと漠然と思っていたことがある。 あの感情はなんだったのか、輪郭を掴めずにいたけど、社会人になりたくさんの〝おっさん〟と出会う機会があり、だんだんわかってきたことがある。 私は人としての厚みが欲しい。 私の仕事は接客業。 手数料をもらいそのお金でご飯を食べている。 暖かい布団で寝るし、会いたい人に会って、美しいものを見る。 その為に働いていると分かっていても、若くて女で経験が浅いという理由で、格の無さを見破られることがある。なめられてしまう

    • 2024.1.2 愛することと願うということについて

      年末年始、地元に帰った。帰省した時に一冊文庫本を読み始め、帰りには読み終わる旅路が好きなので、今回も鞄に一冊忍ばせて帰省した。 今回選んだのは三浦しをんさんの「君はポラリス」恋愛小説で、短編集だった。 登場人物や時代がバラバラでどこかで彼らが彼女らが生きているようで、短編集は好きな方だ。 今回、この本を読んでいて自分の中の「愛について」と「願うこと」をぼんやり考えていたので備忘録として綴っていく。 色々な形の愛や恋のストーリーが詰まる文中に〝自分が大切だと思う相手に大

      • 2023.12.29 100の質問

        1. 名前・ニックネーム→無い、下の名前呼び捨てもしくはちゃん付け 2. 知り合いから呼ばれるあだ名→ない!! 3. 一人称→わたし 4. 年齢→24 5. 性別→女性 6. 職業→OL 7. 外見→丸 8. 性格→O型 9. 周りからの印象→典型的なO型と言われる 10. 誕生日→春 11. 家族構成→4人家族 12. 出身地→東北 13. 住まい→関東 14. 部活経験→文化部と運動部にそれぞれ所属してたけど学校行けなくてほぼ経験は無いに等しい 15. 習い事経験→ありま

        • 20230111私が魚を飼おうと思った理由(_2023.12.30)

          下書きに残っていたタイトルがもうすぐ一年前なことに気付いたが、このまま書き進めることにする_2024.12.29 私が魚を飼った理由を以前人に話した際、理由を聞いた相手は「捻くれている」と言った。 私は一人でワンルームに住んでいる。 生活は全て一つの箱に収まるくらいが丁度いいと感じている。もうすぐ住んで3年目になるこの部屋の不便なところと言えば、台所から居間に抜ける動線に段差があること、トイレのドアがキィキィと音を立てること。不便なところがひとつ、ふたつとあるが、そんな暮

        2024.2.9 おっさんになりたい

          20220217 秘密について

          私のワンルームの部屋にある茶色の本棚に並ぶ本の中に「ゾッキ」という漫画がある。AとBを持っている。なんだかずっと昔の記憶を、はたまた昼寝しながら見た夢みたいな漫画。2年前の春、なんとなく手に取って読んだ。そのあと、なんと大好きな松田龍平が映画化の際に出演すると聞いて、いろいろ調べてみたら、映画監督が竹中直人・斎藤工・山田孝之と知り、さらに大興奮した。なぜなら私は竹中直人も大好きだからだ。 好きなものと好きなものが連鎖してまたさらにでっかい好きなものになっていく感覚が好きだ。

          20220217 秘密について

          20210206 女のエロと男のエロ

          男は、女は、という基準を持って初めて話すことが出来るトピックって今どきあんまりいい目で見られることは無いんだろうと思っている。けど、私はやっぱり女だから、この見解がたとえ固定的ですごく偏っていたとしても、ちょっとした面白さみたいなものはあるんじゃないと思って、今日のブログを書いている。 久しぶりに【エロいドラマ】だなと思ったドラマがあった。 CMで流れてきた程度だったけど、見入ってしまう【エロ】だった。シーンとしては、濡場。だけどとてつもなく色っぽい濡場だった。久しぶりにド

          20210206 女のエロと男のエロ

          2022.0202 スポーツ漫画が苦手な私が、ハイキュー‼︎を読んだ話

          寝れない。明日も仕事なのに。なぜか。それは私がハイキュー‼︎のアニメを三周して漫画を読んだからだ。 昔から、ジャンプとかに掲載されている、友情・勝利・勇気(?)な漫画が苦手だった。嫌いではなく、苦手意識。遠い存在、自分がそんなふうに真っ直ぐに、ひたむきに、頑張ったり戦ったりする経験が圧倒的に少ない23年間を歩んできたからというのもあったけど、勝負とか、負ける方が楽じゃんって考え方が幼少期からあったのが大きいのかもしれない。なんでそんなふうに一生懸命になるんだろうと俯瞰してみ

          2022.0202 スポーツ漫画が苦手な私が、ハイキュー‼︎を読んだ話

          2022.0131 好きさテレパシーあいつは

          明日はお休みの予定だったので仕事終わりに久しぶりに恋人に会った。 仕事中ずっとミスタードーナツが食べたいなって口には出さないけど思っていたら、改札で待っていた恋人の手には、ミスタードーナツ12個入りの箱が!!会った瞬間、何でこの人私がドーナツ(しかもミスタードーナツ)食べたいってわかったんだろって、久しぶりそんなことでときめきまくった。 もしかして、テレパシー使えるのかなって考えたらちょっとこわくなった。2人で向かい合ってご飯を食べた。なにも悟られないぞと小さく意気込んでいた

          2022.0131 好きさテレパシーあいつは

          20220120 幸せのパンケキさん

          今日は恋人とパンケーキを食べたはなし。 付き合って4年になるが、いまだにこの人といて面白くないと思ったことがないことが最高すぎる。ただ、同等にイラついて噛みつきたくもなるが、そのエネルギーはたくさんの彼のおもしろさに基いているのも然り。 甘いものが好きではない恋人が珍しくパンケーキが食べたいと言ったので、近くの「幸せのパンケーキ」に行った。どっかの教祖のスイーツみたいな名前で最高に誇張していると思ったし、食べて幸せになれたら最高だぞこれは〜と思いながら黙々と食べた。3つと

          20220120 幸せのパンケキさん

          20220118 ここじゃないどこか

          今日はびっくりするくらい寒くて、仕事の帰りにマフラーを持ってこなかったことを後悔した。 家に帰って作ったシチューを食べた。明日も今日も、お昼はシチュー。文房具を買って1600円使ったことを、ちょっぴり贅沢だと感じる。ご飯を食べながら、微妙なシーズンで見るのをやめてしまったアニメを見て、それも途中で再生を止めた。何を見ても、聴いても、感じても、しっくりこない期間がある。人生において必要な時間だと反芻して、そんな堕落した生活でさえも自分のかわいさのように扱うことにしている。ここじ

          20220118 ここじゃないどこか

          20220117 並べないつよさ

          今日は気圧のせいか、ずっと頭が重くてだるい一日だった。けれど明日から本格的にアルバイトが忙しくなるから、作り置きに、と、冷蔵庫の肥やしになっていた牛乳と家にあるものでシチューを作った。今はカレールーとかシチュールー(というのか?)素となるものが売ってるから、それを買う事もよくある。よくあるけれど、こんな風に家にあるものだけで料理をする時は、よく母のことを思い出す。合わせ調味料や冷凍食品とか、出来合いのものは絶対使わない人だった。いつもカラフルな友達のお弁当が羨ましくて、お弁当

          20220117 並べないつよさ

          20220116 虚無に追いかけられて

          毎日、考えなくてはいけないことがたくさんあって、とにかく向き合わないといけないことばかりである。 生活の中で、呼吸、食事、仕事、家事、人と話す、とか。そういうものをずっとずっと続けていかなければいけないことに、一人暮らしを始めた頃から、絶望してしまう瞬間が訪れる。 そういうときは、ずっと傍ででかいさびしさに似たものがわたしにピッタリ寄り添ってる感覚がある。 昨日、電話でよく話す友人にその事を話した。 「ぴったりとさびしさに似た輪郭があるものが寄り添っていて、なにかに没頭し

          20220116 虚無に追いかけられて

          宝探し

          大掃除をした。時間を忘れて無我夢中に。 約4時間、ワンルームに日々の感謝を伝えながら。 今年は引っ越しをしたこともありそんなに捨てるものはなかったけど、資格試験勉強の時に使ってたたくさんのノートやら模試やら、書類をまとめて捨てることにした。 すずらんテープで縛られた、私の努力。 さよなら〜!またどこかで!! もともと掃除は好きな方だけど、大掃除ってなんか特別。 いつもは拭くことはないテレビの裏とか本棚とか、ベットの下とかを除いたら、日々の重なりと共に溜まった埃がわんさか

          宝探し

          たましいの箱

          突然だけど、私は今背中が筋肉痛だ。 背中の筋肉トレーニングを昨日行ったことが原因だろう。 まだこの筋肉トレーニングは始めて三日目くらいで、人にも会わないし変化が出ているとすれば、今背中が痛いことくらい。 たまに自分の肉体を見て、お腹とか、足首とか、背中とか、自分なのに自分じゃないみたいだな…と思う時がある。自分の身体の大きさというか、肉体にびっくりしたりもする。 自分自身の肉体をまじまじと見る時、私なんでこんなに醜いんだ…という気持ちの時と、ちょっとお腹出てる私も最高だ

          たましいの箱

          自暴自棄と死について

          夜中、アスパラガスを茹でていた。 半額でワゴンに横たわっていたアスパラ。 家に残っているゆで卵がそろそろやばかったことを思い出して、買ったアスパラを茹でた。 茹でるために、お湯を沸かしているときに、ふと、先日ドトールで聞いたシニアマダム達の会話を思い出した。 三、四人で一つのテーブルを囲んでいたマダム達。 全員70代後半あたりの年齢と見受けられた。いきいきとした弾んだ会話で盛り上がっているようだった。 すると、1人のマダムがふとこう話し出す。 「私ね、死ぬってとっても

          自暴自棄と死について

          はじめまして。東京都内某大学に通っているnznです。 小さい頃から文を書くのが好きで、日記を長年つけていました。これを機にブログを開設してみます。 何卒よろしくお願いします。

          はじめまして。東京都内某大学に通っているnznです。 小さい頃から文を書くのが好きで、日記を長年つけていました。これを機にブログを開設してみます。 何卒よろしくお願いします。