シニオリティ
外資系の会社で働く気楽さは人間関係、特に上下関係については国内の会社に比べるとかなりストレスフリーです。
全くないわけではありませんよ。
年上・経験のある方の意見は尊重しますし尊敬に値することが多いのも事実ですから。
私が個人的に上下関係を感じる事の一つにステイ先でのホテルでのチェックインの順序を上げたいと思います。
クルーリストのシニオリティ順にチェックインをして鍵やアローワンスと呼ばれる宿泊滞在中に支払われる手当を受け取りサインをします。
今は退役しましたが、747−400(ジャンボ)に乗務の際は最大で18人のCAにコックピットクルーを合わせると22人。
もちろん機長が真っ先にチェックインを済ませることが多いのですが、最後の新人CAがチェックインするのに15分くらいはかかります。
なぜそんなに時間がかかるかって?
それは、チェックインの際に受け取るアローワンスの確認の為です。
各自に用意された金額に間違えがないか、ホテルスタッフの前で確認するからなんです。
日本では、ホテルが用意した物に間違いがあるなんて有り得ない話ですが、海外では稀に有ります。
また私たちCAの乗務するパターンが同じチームでも異なることがあります。
これはなぜかと言うと、
帰りのフライトの機種変更によるものが多いですね。
いつもよりステイが長くなるのはアローワンスも増えて嬉しいことですが、
外国人CAはストレートに『いくら貰った?』と聞いてきます。
誰でも興味はありますよね?
日本人なら聞かないことでも聞いてきて、この差額等がちゃんと合っているか確認してくれるんですよ!
お金にはシビアですね💰
続きはまた✈️
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