時差との戦い ニューヨーク編(エコノミークラス3) No8
自宅でお腹が空いた時にてべる事になるカップヌードル。
お湯を沸かして、ラップを剥がして、お湯を注ぎ3分。
自分の好みに合わせて硬さを調整しながら食しますね。
さてさて、機内ではどうでしょうか?
エコノミークラスのキャビンを歩いているとあちこちからカップヌードルの注文が入ります。
持っているメモにシートナンバー、他にリクエストされたドリンクなど書き込みます。
無事にギャレーに戻り、カップヌードルの準備です。
機内には2−300個位搭載されていますから、事前の準備が必要になります。
私たちグループ1が仮眠をしている間にグループ2のクルーたちは、時間を見つけてはカップヌードルのラップを外し、専用にホルダーにセットします。
また同数のお箸と紙ナプキンのセットも準備しておきます。
こうすることで、カップヌードルの提供時間が短縮されるわけです。
残念ながら機内で提供されるお湯の温度は67℃(食用温度計で自主計測時)なので熱々ではありませんが、
ギャレーでクルーが一生懸命用意してますから是非ご登場の際はご注文くださいね。
ちなみに私たちクルーも時々カップヌードルを食べることがあるのですが、
クルーの間ではレモンを搾り、タバスコを振ってトムヤンクン風にアレンジするのが人気です。
エコノミークラスでカップヌードルを提供する際は必ずお水も一緒に提供することになってます。
提供が落ち着く頃は機内中がチキンスープの香りに包まれます。
中には
一つでは足りなくて2つ目をリクエストされる方も勿論いらっしゃいます。
基本は早いもん順ですが、残り少なくなったら完結せずに数個は残しておきます。
クルーのためですか?
ちがいますよ!
今はご就寝中のタイトルメンバー(顧客)の皆様用に数個は残しておきます。
また、稀にビジネスクラスから頼まれる事もあります。
ビジネスクラスには、インスタントではない麺類の提供もありますが、中にはコアなカップヌードルファンもいらっしゃるのです。
このヌードルサービスですが、アジア系のお客様が多い便はやはり売れ行きがいいようです。
在庫がなくなったらサービスは終了させていただきますので早めにご注文くださいね。
続きはまた次回✈️
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