【レポート】1/16(日)PLANTS Collective vol.6
めずらしい植物や暮らしを彩る季節の花、植物をモチーフにした雑貨など。植物にまつわるあれこれが集まるジャンルレスなマーケット〝PLANTS Collective〟。第6回目の様子をお伝えします。
今回のPLANTS Collectiveはボーナストラックのギャラリー、広場、キッチンの3会場で開催。ボーナストラック全体が緑であふれ、色とりどりの花々に彩られた1日でした。
季節の花をおしゃれに持ち歩く
目黒にアトリエを構える花屋MY’Sさんは、「花束を持ち歩く」をコンセプトに、デザイナーのtokaさんとのコラボレーションで出店。感性が刺激される美しい花たちと、花の持ち運びにぴったりなtokaさんオリジナルのバッグが並びました。
バッグは定番のクリアタイプのほか、今回PLANTS Collectiveのためにつくられたブーケ型タイプも。
小さくてかわいらしい多肉植物たちもいました。
植物紋様の古伊万里にうっとり
センス抜群のアンティークショップTONO SHOPさんは、ブロンズでできたアイコニックな民芸花器や竹や籐で編んだ花かごのほか、植物紋様がほどこされた古伊万里のお皿、古いガラスの小瓶などを出品。
古伊万里は江戸時代から明治時代のものが並び、紋様も手で丁寧に絵付けされた華やかなものから、印判手と呼ばれるプリントされたカジュアルなものまでさまざま。なかでも注目は茄子の絵柄が手描きされた江戸後期のお皿。「一富士二鷹三茄子」ともよくわいれる、おめでたい茄子柄が絶妙な配置で描かれています。
花かごは昭和のもの。和の花だけでなく洋の花も似合いそう!
新春占いが大人気!
植物にまつわる本を集めた専門書店の草舟あんとす号さんのブースは、ボタニカルアートのポスターやカードなどにぎやかな品ぞろえ。さらに、今回は新春企画としてタロットカードやオラクルカード、ルノルマンカードを使った占いも。2022年の運勢、仕事運、恋愛の悩み…。次から次へと相談者が訪れ、大盛況でした!
誰かに贈りたくなる凝った印刷のカード類や、植物が描かれたイギリスのトランプなど、選び抜かれた美しい紙モノがずらり。
お部屋の雰囲気をぐっと素敵にしてくれるボタニカルアートのポスター。
『setoushiを纏う』がコンセプトのボタニカルデニムさんのブースでは、瀬戸内のレモンの枝葉で染めれられたTシャツやワンピースの展示販売や、手ぬぐいの草木染めをするワークショップも開催。
路上園芸の視点で下北沢を歩く
街かどの園芸風景や、路上で気ままに成長する植物を鑑賞する「路上園芸」の楽しみを提唱している路上園芸学会の村田あやこさん。今回のPLANTS Collectiveでは著書やグッズ販売のほか、下北沢を「路上園芸」目線でお散歩するスペシャルなワークショップ「路上園芸学会 in 下北沢」を開催しました。
参加者のみなさんは、ボーナストラックのギャラリーで路上園芸の見どころや鑑賞のコツなどを村田さんから聞いたあと、お散歩に出発!
目線を下げて道のはじっこや隙間をキョロキョロ見てみると、塀や舗装の隙間を根城にする、たくましくもかわいらしい植物たちに出会えます。マンホールの穴をよく見ると…。
ハコベの小さな庭が!
下北沢にはもともと沢があったといい、歩いてみると起伏に富んだ地形に気がつきます。隣り合った路地と路地にも高低差があり、古いレンガを再利用した不思議な壁の隙間からカタバミがひょっこり。
まち歩きのあとにはそれぞれが発見したものを披露し合いました
「路上園芸」目線でまちを歩くと、下北沢の新たな見どころを発見することができました。
次回のPLANTS Collectiveにも植物にまつわる個性的なアイテムが集まります。お楽しみに〜!
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