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8/3(土) 波田野州平「海やまのあいだ 中間報告会」

●日程:2024年8月3日(土)
●時間:開場・18:00 / 上映・18:30 - 20:30
●料金:1000円
●予約制:お名前・人数・連絡先を明記の上(takatori@samposha.com)まで※空きがあれば当日参加可
●定員:30名
●会場:BONUS TRACK ギャラリー
●住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅 徒歩5分)

ー上映作品ー
竹野町の祈りの風習
ートークー
波田野州平×大石始
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)

映画作家の波田野州平と城崎国際アートセンターとの共同プロジェクト「海やまのあいだ」により記録された、兵庫県豊岡市竹野町に残る、お盆の祈りの風習の映像上映会を開催いたします。2022年から継続してきた本プロジェクトは今年が最終年。今年の撮影を前に、祈りの風習について、皆さんで見て、考えることができる時間を作りました。
ゲストに文筆家の大石始さんを迎えて開催します。ぜひご参加をお待ちしております。

銅山の万灯・轟のお施餓鬼
草飼の御詠歌・梅田の地蔵盆
太鼓踊り・坊岡の盆踊り

以下、波田野州平監督より


はじめまして、映画作家の波田野州平と申します。私は2022年度から3年間かけて、兵庫県豊岡市にある城崎国際アートセンターと一緒に地域連携のアートプロジェクト「海やまのあいだ」を行っています。 昨年は8月に豊岡市竹野町に滞在し、お盆の祈りの風習を多く撮影しました。この祈りの風習の記録映像を、東京に住む方たちと一緒に観ながら対話をし、それを踏まえて今年のプロジェクト最終年に取り組みたいと思っています。

当然ですが、お盆の祈りが生まれるためには個人の死があり、死者が存在します。また厄災や疫病といった個人より大きな集団の死や危機がありました。普段東京で生活する私は、撮影しながら東京との生活の違い、共同体意識の違いを考えていました。死を遠ざけることで、安心安全と呼ばれる生活を営む私たち都市生活者が、この祈りの風習に何を見るのか。そのことを知りたくて、この中間報告会を行いたいと思います。
大変心強いことに、トークのお相手を、祭や民俗芸能に関する著書を多く出版されている、文筆家の大石始さんに務めていただくことになりました。楽しく語らう夏の夜になることを祈りながら、皆様のご来場をお待ちしています。




ープロフィールー

▶︎波田野州平

https://shuheihatano.com

1980年、鳥取県倉吉市生まれ、東京都在住。多摩美術大学映像演劇学科卒業。
2012年制作の初長編劇映画『TRAIL』が、ユーロスペース、第七藝術劇場で公開される。2017年制作の映画詩『影の由来』が、東京ドキュメンタリー映画祭2018の短編コンペティション部門でグランプリを受賞する。2021年制作の初長編ドキュメンタリー映画『私はおぼえている』が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭2022の国際長編コンペティションでグランプリを受賞する。2023年制作の最新作『それはとにかくまぶしい』が、世界各地の映画祭で上映されている。


▶︎大石始

https://www.instagram.com/oishihajime/

1975年、東京生まれ。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」主宰。音楽雑誌編集部を経て、2007年よりフリーの文筆家として活動。地域と風土をテーマとしながら取材・執筆を続けている。これまでの主な著書に『異界にふれる』(産業編集センター)、『南洋のソングライン』(キルティブックス)、『盆踊りの戦後史』(筑摩書房)、『奥東京人に会いに行く』(晶文社)、『ニッポンのマツリズム』(アルテスパブリッシング)、『ニッポン大音頭時代』(河出書房新社)など。


●日程:2024年8月3日(土)
●時間:開場・18:00 / 上映・18:30 - 20:30
●料金:1000円
●予約制:お名前・人数・連絡先を明記の上(takatori@samposha.com)まで※空きがあれば当日参加可
●定員:30名
●会場:BONUS TRACK ギャラリー
●住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅 徒歩5分)

ー上映作品ー
竹野町の祈りの風習
ートークー
波田野州平×大石始
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)


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