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【レポート】10/22(日) BOOK LOVER'S HOLIDAY 断捨離編 開催

10/22にBONUS TRACK内の広場にて開催された、「BOOK LOVER'S HOLIDAY 断捨離編」の様子をお届けします。

毎月BONUS TRACKにて開催している気になる本と出会える本のマーケット『BOOK LOVER'S HOLIDAY』。
屋外の広場で浴びる日差しが心地よいこの日、広場にてBOOK LOVER'S HOLIDAYの特別バージョン、断捨離編を開催しました。

断捨離本の購入価格は相談で決めてください!

この断捨離編は、いつもの出版社さんが集まるものとは違い、小説家・編集者・書店員・作家など、様々な本好きの方に出店していただきます。
販売するのは、断捨離本や誰かに読んでもらいたい本など、思い思いの蔵書たち。今回も本の販売価格は出店者さんとお客さんの相談で決めていただきました。

そして今回の出店者さんも様々。小説家・出版レーベルの運営者・書店員の方々や、BONUS TRACKを運営する散歩者のスタッフも出店しました。

開始早々沢山の方が訪れたのは、小説家カツセマサヒコさんのブース。
現在BONUS TRACKにて同時開催しているindigo la Endの新アルバム『哀愁演劇』発売を記念したポップアップイベントと合わせて訪れるお客さんも多い印象でした。

カツセさんご本人から直接断捨離本を購入できる貴重な機会、カツセさん目当ての方も大勢いらっしゃり、終始長い列ができている様子でした。
テーブルに並ぶ本の中に気になるものがあれば、その本を買ったきっかけやどんな時期に読んでいたかも教えてくださり、お仕事の裏話が聞けるようなとても贅沢な時間でした。

断捨離本の販売の他にも、カツセさんの著書を持ってきて、サインをもらっている方も多くいらっしゃいました。

カツセさんの列は途切れることなく、持ってきた断捨離本は全て、また新たな持ち主のもとへと旅立って行きました。
本がなくなった後にも著書へのサインやファンの方との交流が行われていました。

前回の断捨離編にも出店してくださった、出版レーベル「トーキョーブンミャク」の西川タイジさんはお隣のブースで出店。

タイジさんの軽快なお話に、多くの方が本を手に取ります。
「今こんな気持ちなんですけど・・」「こんな本が読みたいです」というリクエストにも答えてくれるタイジさんのブースでは、偶然通り掛かったお客さんとも会話が弾みます。

今回が初出店の小泉綾子さん。

小泉さんが最近読んだものには、一言紹介メモがつきます。「超〜オススメ」から「途中で断念。代わりに読んでください。」なんてものまで。小泉さんらしさ前回なブースでした。

小泉さんのブースでは、断捨離本の他にもヤクザテプラやねこは神というオリジナル商品も販売されていました。やくざが言いそうな(?)謎の言葉や謎のねこマグネットは、シュールで可愛くてハマってしまいます。

元書店員、現在は書籍の販売やZINEの出版などを行う「本屋 風」を運営しているナガサワケンタさんのブースには、たべもの・まち・本屋など様々なカルチャーにまつわる本・雑誌が並びます。

BONUS TRACKを運営する散歩社の桜木さん、今回の断捨離編には出店者として参加。
ブースの前を通りかかりタイトルが気になった時に、「この本どんな本ですか?」と聞くと、読者視点での忖度ない感想やおすすめポイントが聞けるのも断捨離編ならではな会話です。

今回で断捨離編の開催は三回目。前回の断捨離編で買った本を、今回の断捨離編で販売したり、今回の断捨離編で売れたお金でまた誰かの断捨離本を買ったりと、BOOK LOVER'S HOLIDAY断捨離編では本の循環が起きているような気がします。

ギャラリーでindigo la Endhのポップアップ・イベント「哀愁演劇展」が開催されていることもあり、終始賑わっていたBOOK LOVER'S HOLIDAYでした。

今回のBOOK LOVER'S HOLIDAY断捨離編は一日のみの開催でしたが、「哀愁演劇展」は10月29日まで開催しています。ぜひお越しください!


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