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【私と煙草のお話】

こんばんわ、枯渇飴です。

毎日noteを投稿したい所ですが、
仕事と両立出来ない自分が情けないです。

読書もしたいけど、そこまで私の人生に余裕はありません。
どれくらい余裕がないのかと言いますと…。

一日合計2時間くらい喫煙所にいた私が
転職してライターになってから、禁煙しないと
仕事が追いつかないほど多忙な日々を送っております。
(+コロナの影響で喫煙所がない、人数制限がかかっている)

煙草は止めようと考えていたので、苦ではなかったですが
長年吸っていた煙草に思い入れがあるのも事実です。

今回は読書克服についてではなく、
そんな煙草の思い出についてお話したいと思います。

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前の職場は販売職という事もあり、
多少ストレスを感じる時もあったので
休憩時間に喫煙所に行くことが楽しみの一つでした。

喫煙所には昼食を削ってまで煙草を優先する上司がいて、
その方との時間がすごく心地良かったのです。

ある時「禁煙しようと思っているんです」
とヘビースモーカーの上司に声を掛けると、

「煙草止めて楽しいことあるの?
 君は何が楽しくて生きてるの?」

と言われました。
お酒も飲まず、ギャンブルもしなければ
これといった趣味も無い私には、
その言葉がグサッと来ました。

「楽しい事無いなら、
 煙草を楽しみに生きなよ。」

正直上司としてこの発言はクズだと思いましたが、
それでもこの言葉が私の生きる道標でした。

仕事やプライベートで辛い事があっても、
煙草を吸えばなんとなく気持ちが落ち着く。

「煙草さえあればなんとかなる。」と言わんばかりの
上司の生き方は私の憧れでもあり、
恋愛とは少し違う特別な感情を抱いていた事は
今更になって気付きました。

私が仕事を辞める前に、そんな上司から

「君にこれあげる。俺が死んだら棺に入れて。」と

真っ赤なGIVENCHYのライターを渡されました。

転職後に私がライターになると知った上での
親父ギャグだったんでしょうか…(笑)

今は煙草を吸わないので思い出すことは減りましが、
真っ赤なライターを見ると思わずクスっとすると
同時に上司の言葉を思い出します。

「君は何が楽しくて生きているの?」