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読書嫌い克服生活1日目

こんばんわ、枯渇飴です。
読書が嫌いで、文章力が皆無のライターをしてます。

そんな私が嫌いな読書を克服出来なければ
仕事を辞めようと始めた生活のお話です。

※以下、常体での文章になります。

読書克服生活1日目。

今回試すのは母が教えてくれた方法


“既に実写された作品(映画やドラマ)を
 先に見てから、原作となった小説を読む”

物語のオチや流れが分かってる上で、
小説を読むのはつまらないのではないかと母に訪ねた。

映画になった小説なら面白いと思えるんじゃない。
 それに小説では小難しく書かれた感情や風景も、
 映像を思い出すだけで想像しやすくなるんだよね。

その方法を聞いた時、
「天才かよ」と馬鹿みたいな本音が出た。

そして実践。
私にとって丁度良い作品があったので。 


京都アニメーションの作品
「ヴァイオレットエヴァーガーデン」

学生時代にアニメを見て、音楽・アニメーション・物語
全てに心を奪われた大好きな作品。
(先週公開した映画も大号泣でした。京アニありがとう)

劇場版を観ると、来場者特典で50頁ほどの小説が貰える。

もちろん読書嫌いの私は小説には目を通さず、
限定の特典を貰った事だけで満足していた。

内容もばっちり頭に入っている今なら
小説で語られる世界を鮮明に想像できるはず。

特典の小説では、アニメで描かれていたエピソードの
その後(続きや裏側)のお話が語られていた。

いざ読んでみると、驚くほどスラスラと読めた。
映像が頭の中にスライドショーの様に流れて
字幕映画を見ている時の感覚と似ている。

母の言うように苦にならず読めるし
初めて読み終わった後に、もう一度読もうと思えた。

これは読書嫌いな私にとって大きな進歩。

だが同時に小説を読む時の
悪い癖の理由が浮き彫りになった。

「」のつく台詞とその前後だけを読んで満足する。

正直そこだけ読めば、おおよその物語を把握できてしまう。

だけどそれ故、読書がおざなりになり愛着も湧かない。

これが読書を苦手と思う、大きな要因なのだろう。

特に推理小説なんて
どんな事件が起こって、犯人が誰なのか。
それだけが気になってページをめくってしまう。

だけど内容を理解しても、情景を知らないと
ドラマや映画のようなスリルを味わう事ができない。

気になるのに全部読まないと楽しめないという
回りくどさがせっかちな私には合わないのだ。

性格をどうにか変えないと楽しめないのか…?

やっぱり読書にも向き不向きはあるんだと再認識。

読書は慣れだと言うけれど、
苦手な事(読書)をし続けるのは少しばかり疲れるのだと
思わず小言を言いたくなってしまう。