見出し画像

これから芸人になる人に伝えたいこと。

芸歴が11年目になりました。

2年目で5upよしもとのメンバーになりそのままよしもと漫才劇場のメンバーに。
その後劇場から落ちて解散。トリオを結成。
トリオで劇場メンバーになり、落ちて、また返り咲いて、テレビに出て、解散。
そしていまのコンビになって2年。

こんななんとも言い難い11年ですが、それなりの経験から多少はこれから芸人になる人達に伝えられることはあるかと思います。

まずとても思うことは、とにかくネタを頑張るべき。もちろんそのつもりで自分もこの世界に入ってきたけど、もうちょっとコネとか先輩付き合いとか大切なのかと思ってた。でも思ってたよりもそれ必要ない世界だった。とにかくネタが面白ければ人は寄ってくるし先輩にも誘われるし面白い人と仲良くなれる。面白い人は面白い人と仲良くしたいからネタが面白くなかったらネタが面白くない人としか仲良くなれない。だからとにかくネタが面白いことが大切、絶対正義。

あともちろん挨拶、礼儀、時間を守ることは絶対。これは出来てなかったらちゃんと怒られるし嫌われるし、自然と出来るようになると思うし、出来ない人は辞めていくことになると思う。売れてる人はみんな良い人で礼儀正しい人がほとんど。

あとは打たれ強い心。やっぱり無敗で駆け上がって売れていく人なんてほとんどいない。必ず打ちのめされてメンタルをやられる経験をすることになる。悔しくて悲しくて情けなくてどうしようもない経験を絶対にする。その時に折れないこと、辞めないこと。それが出来る人が何年かして努力が身を結んで売れていくし、自分もそうなりたいと思っている。逆にそれが出来ない人がたくさん辞めていった。才能はあるはずなのに辞めていった人がたくさんいる。

あとはお金とか、女性関係とかも当たり前だけどちゃんとしないとダメ。借金が膨らんで辞める人もいるし、女性関係でややこしいことになって辞めていく人もいる。

あとはなんでしょうね、僕も売れてないので偉そうなことは言えないし、お笑いって正解が無いから難しい。一つのことをやり続けて結果を出す人もいるし、方向転換した瞬間に結果が出た人もいる。でもみんなやっぱりお笑いに対して真剣に頑張ってる人がみんな売れていってるとは思う。

最初はいっぱいバイトしていっぱい遊んでお笑いが疎かになりがちだけど、そうならないようにして欲しい。まぁでもライバルは減った方が良いのでやっぱりみんな女遊びしまくって借金とかもいっぱいして面白くならないでください。10年目くらいから焦って頑張ってください。

僕は真面目にせっせと頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?