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MCをいっぱいやりたい。

ここ最近、MCをする仕事が2つたて続きにあった。一つは同期の濱田裕太郎と、盲目の落語家の桂文太さんのライブのトークコーナーのMC。もう一つは、「木崎に憧れる男達」というコーナーライブのMCを1時間がっつり。
どちらも楽しかったし、良い経験になったし、MCをやったあとは何より充実感がある。
個人的にMCという仕事や役割に関しては好きだし向いていると思っている。
MC以外の平場でコーナーをやった時とかは、終わった後にあまり充実感がない。かといってボケまくって自分が中心になって終わる事もない。才能がある人はそれが自然と出来るのだと思うけど自分はそうではないのだろうなと思う。
MCに関しては逆で、ある程度自然とできている気がする。僕は根が真面目なので、流れをしっかり把握してしっかり進めたいし時間もきっちり守りたい。作家さんの意図も汲みたいしそれを実現させたいと思う。それがMCをやるにあたってすごくプラスに働いていると思う。
あとはバランサーというか、全体を見て動いたりボケようとしている人を気付いて振ったり、ボケの意図を汲んで広げたり、あまり努力せずとも普段もそれをやって生きているので舞台上でもそれが出来ている気がする。
あとは人の話を肯定的に聞きながら丁度いい相槌を打つこと。そしてボケたらツッコミ。または笑ったりそれに応じたリアクションをする。このあたりは全て感覚になるけど、その辺も僕は平均以上は出来ている自信がある。
あまりに自画自賛で気持ち悪いが、平場でプレイヤーとして出る事と比べると、どう考えてもMC側の方が出来ていることは確かだと思う。あまり努力している感覚なく、ストレスなくこなせる。すごく上手では無いかもしれないけど、あまり緊張とかもせず楽しみながらやる事もできる。あとは僕がゲラでよく笑うのも良い方に出ていると思う。
あとMCの好きなところは絶対に自由に喋れるところ。自分が喋り始める事で全てが始まるので、その時はみんなの注目を浴びて真ん中にいることができる。これは少年野球でピッチャーをやっていたのだけれど、その時の感覚を思い出す。僕はピッチャーが好きだった。自分が中心になって自分が投げないと始まらない。全ての中心にいる感覚。それをMCでも味わえるので単純に好きだ。
ただこれから売れていくにあたって、MCの能力はいったん必要ない。有名なMCの人の前にプレイヤーとして出ていく能力が試される。それだけを考えるとMCばっかり今やるのもどうかと思う。もっとプレイヤーとしての能力を上げていかないといけないのかもしれない。
でもやっぱりMCは単純に好きなのでいっぱいやっていきたい。MCが必要な時はみなさん是非僕を呼んでください。アナウンサーのような仕事でもOKです。しっかり趣旨に沿った動きをさせてもらいます。
いつかはテレビとかでMCとか進行をやれたら幸せな人生やなと思います。

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