見出し画像

ライブを打つ意味と意義。

現在大阪のよしもと漫才劇場に所属している芸人はライブを打つことができる。よしもと漫才劇場、森ノ宮よしもと漫才劇場、ZAZAハウス、ZAZAポケッツなどなど色々な場所で色々なライブが打たれている。
単独ライブもあれば、ユニットライブ、コーナーだけのライブやトークライブ、ライブの形式も様々である。
そんな中我々も劇場メンバーになって一年、色々とライブは打ってきた。ユニットライブもやってし、ゲストを呼んで主催ライブ、3月には単独ライブもやった。
その中でこの5〜6月はそういうライブがほとんどない。有難いことに呼んでもらったライブは数本あるが、自分たちで打っているライブが無い。
1番の大きな理由は、ZAZAポケッツが移転の為しばらく使用できない事である。
ただZAZAハウスや他の場所で打とうとはした。そこで問題となったのが集客である。集客が見込めない為企画が通らなかった。
これは希望が多かった場合にそこで優劣がつけられるので本当に仕方がない事だし自分達の力不足である。
ただ現実は厳しい。自分達でライブを打たないと、月に出られるライブが月に5〜6本しか無い。これでは漫才が磨かれないし、ネタを育てることも難しい。
そもそもライブを打つ意味はあるのか?メリットとしては今言ったように自分達の出演するライブの本数が単純に増える。人前に出てネタでも平場でも経験を積む事で成長できる。そして単純に給料も増える。
ではデメリットはあるのか?まずは集客を頑張らないといけない。少し告知すればお客さんが集まる人気者なら良いのだが、そうじゃない我々みたいなものにとってはこれが大変。集まらない場合には知り合いに声を掛けたりかなりの労力となる。
そして集客以外にも作家と一緒に企画や構成を考えたり、フライヤーの作成をお願いしたりとやる事は多い。それを好きで楽しめているならいいが、そうで無い場合はそれもかなりの労力となる。
その労力があればネタをもっと考えた方が良いのでは?と思う事もある。M-1で結果を出す事だけを考えたら、ライブを打たなくても出演本数が結構ある人ならネタだけをストイックに考えた方が近道なのでは?と思う事もある。
しかし今のところ自分達の現状を考えた時にそんな甘えた事は言ってられない。とにかくたくさんライブを打って、ネタもたくさん作って、集客も頑張るしかない。とにかく全部頑張るしかないという結論に至った。
だからまた7〜8月からなんとかライブを打って出演本数を増やして集客を頑張ってガムシャラに頑張っていこうと思う。
なので是非お時間が合えば積極的に主催ライブやユニットライブには来てください。ひとつひとつ魂を込めて頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?