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楽屋ではみんなと喋った方が良いのか?

よしもと漫才劇場は5階に劇場や事務所があり、6階は楽屋がいくつかあってそれ以外にもロビー的なスペースに椅子やテーブルがたくさん置いてあってそこがすべて楽屋スペースとして使われている。ライブ前や後、寄席の合間などにそこで数時間過ごすようなことが多々ある。
その時に1人で過ごすひと、他の芸人と話してワイワイと過ごすひと、色々な人に分かれる。
僕は圧倒的に1人で過ごすことが多い。もちろん絶対にというわけではない。仲の良い同期とかがいれば話す事はあるが、無理にみんなの輪に入ったりはせず、ひとりでケータイを触っていることが多い。
これに関して、もっと周りの人と話せよ!芸人なんだからみんなとコミュニケーションをとって、それが舞台に生きてきたりするかもしれないのだから!と、自分で思う事もある。
特に昔はそう思っていた。周りと仲良くした方が良いし、せっかく楽屋にいるのだから人とコミュニケーションをとった方が良い。
だが最近はあまりそう思わなくなってきた。もちろん人と話した方が良いが、決して無理する必要はない。無理して頑張ったって無理が漏れるだけだ。最低限の挨拶とか愛想とかは大事だけど、自分に合ってないことをする必要はない。まずはネタを頑張れば良いし、平場を頑張れば良い。楽屋では大人しいけど舞台で輝いている人は山ほどいる。
飲み会とかに関しても最近はそう思う。特に芸人になる前ややったばかりの頃は、飲み会や先輩付き合いが大切だ!とかなり思っていた。
しかし実際はそんなことよりネタが面白くないと何の意味もない。ネタが面白くないから何の成長もせずに飲み会にただいっぱい行っている人になるだけだ。
たぶん売れたらスタッフさんと飲みに行って何か仕事に繋がったりとかもあるのかもしれないけど、この世界(特にお笑い)はどうやらそんな事より実力主義だ。面白い人はそんな事なくても仕事は来るし、そもそも飲みの席とかも無理せずにたくさん舞い込んでくる。そう考えると売れてない奴が無理して行った飲み会で爪痕を残す意味はあるのか?無いとは言えないが、それも向いている人がやれば良いと思う。自分には向いていない。
結局は全ては漫才。カウス師匠の名言「コントも漫才」というのがあるが、全てが漫才。自分に合っていない事はしなくていい。漫才と一緒。自分に出来ることを突き詰めていく。それが人生。人生は漫才。
最後の方だけ見るとかなりヤバいノートになったので、最後の方だけ切り抜いたりは絶対にしないで下さい。
では、自分に合っているnoteでした。

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