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介護職の基本ってなんですか?

ヘルパーを10年してきて、今おもう「介護職の基本」のイメージを整理しておきます。ぼくは木がスキなので、木に例えてみます♪

木の幹が『基本』

木の枝が『応用』

幹(基本)がしっかりしていると、おのずと枝(応用)も増えていく。反対に、幹(基本)がヒョロヒョロだと、枝(応用)はできません。

幹(基本)が大切ということはおわかりいただけたと思いますが、なにも、大樹にしましょうというわけではありません。自分のなかでちょうどいい木の大きさを探りながら、幹(基本)を太くしていくことが大切だとぼくは思っています。


じゃあ、『基本』ってなに?ということですね。

ぼくは、3つあると思っています。

①体力:アスリート並みに体力をつくりましょうと言ってませんw。体調を崩さないような基礎体力と生活習慣。体力は放っていたら減っていきますので、維持か少しでも向上できるような運動をするとイイですね。

②知識:介護のシゴトでつかわれる知識は、とても広い範囲です。だからと言って東大に行きなさいというわけではありませんw。体のコト、心のコト、制度のコト、医療的なコト、リスクマネジメントのコト、QOLのコト、コミュニケーションのコト、障害のコトなど、、ここには書ききれないですね。

③技術:得た知識を踏まえたうえで、技術を磨いていきます。介護は1人ひとりに合わせるので、一つの技術だけでは、シゴトとして成り立ちません。その都度、相手の特性に合わせたベターな方法はなんなのかを考えながら、技術を習得していきましょう。

この幹(基本)が太いと、枝(応用)はどんどんできていきます。


昨日よりも今日、今日よりも明日、この3つを太くしていく。

こんなことしてなんの役に立つんだろう、、と思うときもあるかもしれませんが、それの積み重ねがいつのまにか太い幹となって、いつのまにか枝(応用)もできて、その人の役に立てるときが必ずきます。

「一緒に、太い幹にしていきましょう。」

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