金婚式の旅行

訪問先エピソード　vol.009

ヤエさん（仮称） 74歳。大阪でお一人暮らし。
生活はほとんど自立されていますが、買い物だけは重たくて荷物を運ぶことができません。週に１回、ヘルパーが代行しています。

ある日、ヘルパーが買物から帰ったとき

ヤエさん　「今日はね〜主人との結婚記念日でね。」

ヘルパー　「あーそうなんですか！何年になるんですか？」

ヤエさん　「主人が生きてたら、、54年になるわ〜」

ヘルパー　「じゃあ50年の金婚式は、何かされたんですか？」

ヤエさん　「旅行に行ったわ〜。」

ヘルパー　「いいですね〜。どこに行かれたんですか〜？」

ヤエさん　「ちょうど友達夫婦も金婚式でね〜。沖縄の石垣島に行ってきたみたい。
私たちは、大阪の中ノ島に行ってきたの。ハハハ」（笑）

ヘルパー　「ハハハ」（笑）

ヤエさん　「石垣島、うらやましいって思ったけどね、楽しかったらどこでも良いのよ♪」

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どこに行ったか、なにをしたか、
ではなくて、自分が楽しいかどうかで、ヤエさんは幸せを感じているんだと思いました。

自分が楽しいかどうか

豊かな人生をおくるうえで、大切な考え方だな〜と感じたエピソードでした。