noteに書くことの利点 ~1ヶ月の経験を振り返って~

noteを始めて、ほぼ1ヶ月。
この間にあったGⅠの5レースについて過去の傾向分析結果、出走馬分析結果、レース回顧と書いてきました。
馬券としては1レースのみの的中でしたが、振り返ってみると新しい気づきにも繋がったと思っています。ほぼ負け惜しみみたいになっていますが・・・
そこで、この1ヶ月を振り返ってnoteへの投稿を通じて気づいたこと、学んだことをまとめてみたいと思います。

『言語化の重要性』

noteで分析したこと、レースを見直して気づいたことを書くことで、自分の中では明確に言語化しています。
これまでは、パソコンで様々なデータを見ながら頭の中で予想を考えるルーチンでしたので、少し前に考えていたことが別の新しいデータを目にすることで簡単に上書きされてしまい、馬券で選んだ馬の根拠が支離滅裂になっていたこともありました。
しかし、様々なデータを見て文章を書くことにより、予想の中で考えたり気づいたりしたことが頭の中で整理され、馬券にきちんと活かせる回数が増えています。
そして、レース後に予想を見返したとき、以前よりも馬券で選んだ馬の根拠に一貫性が出てきていると感じています。
これは競馬の予想だけでなく、仕事でも同じことが言えますね。

『言語化の弊害』

言語化のメリットは先述の通りですが、同時にデメリットもこの1ヶ月の中で感じました。
それは、言語化した内容への執着です。
レース前に過去の傾向や出走馬について分析したデータを文章で書き表すことによりデータに対する愛着が湧いてきて、ついつい予想の中でその内容に固執してしまいます。
しかし、そのデータの精度が高いのであれば有益ではありますが、精度が低かったり、他のデータとの整合性が取れないなど、あまりデータに引っ張られて予想しない方が良い場合もあります。
言い換えると、予想においては自ら言語化したデータの取捨を正しく判断する必要があります。
この力が欠けていると、言語化した時点で間違った方向に予想していたときに修正できないことになります。現時点では、この部分はまだまだ水準に達しておらず、言語化の先の重要性を学ぶ機会となりました。

改めて、noteで書いてきた内容を振り返ってみると、馬券が外れている以上、書いているときは正しいと思っていたものが実際は間違っていたわけです。
ただ、noteを書く前と違うのは、馬券が外れたとしても、予想した内容が明確ですので振り返りやすく、外れたことに納得できる状態となっていることも事実です。これが次の予想に繋げることができるようになれば、自分の馬券力向上に繋がるのではないかと期待しています。
一方で、noteで書いた内容を元に予想して的中したときの喜びはとても大きく、1つ1つ積み上げてきたものが正しい形になったことが実感できます。まだその経験は1回だけですので、来年はその回数が1回でも多くなるように予想したいものです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?