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音速と遅延について。

音速は凡そ1秒あたり340m。
なので1m進むのに掛かる時間は凡そ3ms(ミリ秒)としてざっくり計算する事が出来ます。

30fpsの映像は1秒あたり30フレーム。
なので1フレームあたりの時間は33.33msこれは距離にしてみると11mちょっと、という事になります。

PAの世界では、スピーカーと演者と客席の位置関係から、入力チャンネルに若干のディレイタイムを入れる事があります。
更に言うと、スピーカーや演者から、客席までの距離が10m以上離れる、というのは通常運用です。

それが事映像化された途端、人というのは気になってしまうものなのですね。不思議!

取り止めのない話に終始しそうですが、20msとか30msくらいは、芝居などでは普通に入れます。場面転換で演者が前に移動したり、客席に降りれば0msにします。
そう、常に変動させながらオペレートしている事も、普通に存在するのです。

PAスピーカーそれぞれにもディレイ、入力にもそれぞれディレイが入っている事があるという事。PAからの2mixで配信される事がある場合は、その点気にされると良いかもしれません。
というお話でした。

花火の音も、遅れてくるんですよね。

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