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EQが高いNCTからの学び

春は忙しい…。未履修のものが多く溜まっているので、ゆっくり追うことにします。

4月9日

真夜中のインスタライブに始まった本日。同時多発NCTで面白かったですな。

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ちょうどオタ活の停滞期が来てしまっていた拙者。「そうだ、今日ネオカルデビュー日!」と思い出しツイッターランドに帰ってきました。色々、脳内懐古をしているうちに、文章量が増えたので案の定note行きとなりました。表題のEQに関しては後ほど…

"第七感"の挑戦

第七感は、先駆けとしてルキズ期にハンソル込みでの動画が公開された楽曲。NCTの原点です。当時はまさかこの楽曲がNCTのデビュー曲に選ばれるとは夢にも思わなかった。

先日、MVが記念すべき1億再生に到達しましたね。良い作品っていうのは数字だけで決まらないものですけれど、やはり評価が伴うと嬉しいものです。


NCTという独自世界観

グループの存り方が前衛的である事から一目置かれているNCT。彼らを見ていると、コンセプトに沿ってキャラクターが形成されているというよりは、彼ら自身がNCTという独自の世界観を創り上げたと思っています。多国籍×大人数だと自然に異文化尊重のスタンスにはなっていくんだろうけれど、やはり性格の相性とか音楽への向き合い方の合致がこのグループ特有の雰囲気を作った気がする。(もう言語化キツイので悟って・・)


何気ない日常を彩る言葉の数々

SMエンタは旧御三家事務所の中でも、元来は神秘主義であり(従来型の)「偶像」としての役割を各自に対し、与える事が大きかったと記憶しています。でも時代の先駆けでありNCTと同じく多国籍グループの先輩であるf(x)が台頭してきたことで事務所内のアイドルコンセプトも二分化した印象です。(まさにNCT,Aespaとデビュー曲が定型的な恋愛ソングでは無い事も会社の指針が垣間見えたところ)

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自分の場合は昔から所謂''全て''をアイドルに費やし過ぎないようにしています。あくまでも日常の糧にして欲しいという彼らの姿勢が凄く素敵に感じているし、そういった存在にのみ惹かれる。また何か打開していかなくてはいけない状況に置かれた時、「救済」というのは自分の中にしか存在しないものと気付くものです。所詮、他者というのはヒントや前向きな変化を与えてくれる存在に過ぎない。実際、彼らが届けてくれた言葉にはパワーがあるし、後ろ盾にはなる。また、色んな人間模様を見ていると学びも多いですよね。そして我々オタクの日常にも置き換えられて、必然的に考える機会が持てる。思考する人生って面白さでしかないな、と日々感じています。

NCTは他人にかける何気ない一言の重みと大切さを教えてくれた存在ですね。

甘いことは言わないけれど知的な優しさを持って言葉を選ぶ子が比較的多いのも一つの魅力。


EQの高さこそが大切

EQ= Emotional Intelligence Quotient心の知能指数を指します。
ビジネス成功者って、勿論世渡り上手なタイプも多いですが、やはり共通して対人関係能力が優れている人が目立つなと思っています。NCTだとジャニさんがEQ偏差値MAX、他マーク・ドヨン・ロンジュンが頭1つ抜けている印象。

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私情になりますが、学校はまともに通わずスキル磨きに走った人間なので正直EQの重要性は、社会に出てから痛感しました。元々、他人の感情に疎すぎるため気持ちが分からない事が多かったんですね。だからこそ、はじめてアイドル文化に触れた時は、赤の他人の干渉度合いとか、受け手によって異なる見解の多さに驚いた訳です。

彼らも仕事ですから、どこまでが本心なのかは分かりませんが対人関係性とか良いなと思う一言だったりは、自分への落とし込みとして"学びを取り入れていく"というスタンスでいます。

彼らもショービジネスに携わる等身大の人間。完璧なヒトはいないし、ファン側も自他境界が曖昧になっていると危険なのでその辺は常に冷静に、楽しんで見られたら…と思います。

言えることは能力で、言わないことは知恵。ですが適切な沈黙もある種の人生観です。人を知るには全てを言う必要はありません、他人に尊厳を残して下さい。ー チョンロ ラジオ訳より(翻訳者様一文より借用)

NCTのグループコンセプト、描写は''夢の中''ですが、本人らの言葉はかなり現実的。ファンへの助言とかも等身大でありながら相手の状況を鑑みて、ワードを選び抜くところが良いんです。

みんな違ってみんないい

国籍もバックグラウンドも、他グループと比べると本当に多様だと感じるNCT。

学校に然程通わず青春の全てを練習に捧げた子・締切直前に滑り込みでオーディションに合格した子・予知夢を見て歌手を目指した子・既にプロとして活動していた子・ダンサーからの転職者・・・など。デビュー期も違えば、異色な経歴を持つ子たちだらけの先鋭集団。

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リーダーのテヨンがNCT2020活動時に言及していたように、必ずこれを誰かがやる!と定型化せずに其々が得意なことをその都度担うのも組織として理想。また、メンバー間ではドテの一例にもある様にラベリング出来ない様な関係でいる人たちもいれば、交流が少ない故にオサズ(気まずいコンビ)も存在する。そして公言するのがネオカル。

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体育館裏?

今までグループ活動と言えば、誰か支柱となる人に合わせて価値観を統一化していく傾向が見られていた気がするんですが、NCTってそこのところ自由なんですよね。そう見えるように徹しているのかもしれませんが、違うからこそ認め合い尊重をしている。そして干渉しすぎ無いところが見えています。テヨンの個人Vlive配信とか、個の時間の最たるものですよね。しかも頻繁。リーダーが彼だからこそ人それぞれのペースへの理解だったり、互いに対する有限性への自覚が明確に伝わってくるのかもしれません。

これからの5年

NCTはデビュー前から見守ってきましたが、シズニ(ウェイズニ)としての熱量にはバラつきがあったし記憶が曖昧な時期もある。でもどんな時も彼らの届けてくれた「作品」からはパワーを頂いて、糧にしていた。新たな視点や音楽を享受できたことが幸運だったし、彩り豊かな人生になったなと思っています。

そしてデビュー日からf(x)を10年追っていた身としては、グループ活動の未来に関しては何とも言えない所があるけれど、どうか彼らが納得のいく形で音楽人生を楽しんで欲しいと願わずにはいられない。オタクとして望む所はただそれだけですね。

改めて5周年おめでとう🎂

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▼NCT関連note


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