パトロンとのビジネス協業を考える【NFT×クラファン】
NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。
松盆栽生産日本一の高松でYouTubeやメルマガの運営など、生産者のマーケティング支援をあれこれやっています。
「パトロンNFT」がスタートしたのは2023年の5月。すでに54人の方にパトロンになっていただき、ご支援いただいた金額も約54万になりました。本当にありがとうございます。
>>ローンチ翌日のリリースはこちら!
今回はプロジェクトの現在地を確認しつつ、これから必要な動き(パトロンとのビジネス協業)についてまとめてみました。
それでは、さっそく!
パトロンNFTの現在地
パトロンNFTは、盆栽×NFTプロジェクト(The BONSAI)の第一弾プロジェクトです。
中期的な目標は下の項目でも少し触れますが、盆栽の所有と管理の分離の実現です。そこに向けた一番の目的は、コミュニティづくり。将来性のある1本の盆栽のパトロンが集うコミュニティをつくりながら、プロジェクトを次の段階に進ませるための仲間集めをやっています。
>>パトロンNFTの最新の活動報告はこちら!
実際にパトロンになっていただいている方、現時点ですでに54人いますが、当然ならが目的やモチベーションにグラデーションはあります。
例えば、直接お話させてもらったことのあるパトロンの声やDiscord(コミュニティ)に集まっていただいているメンバーのお名前を拝見すると、次のような経緯や想いでパトロンになっていただいた方がいるのかなと思います。
① 生産者(北谷養盛園4代目・北谷隆一さん)の応援
② ①をさらに強めた「押し活」として
③ 盆栽マンの応援(NFT界隈の方々、リアルなお知り合い)
④ ①or②or③かつご自身のビジネス基盤×盆栽を検討したい
大事なポイントは、いずれのパトロンもお客さんではないということ。
というのも、そもそもパトロンNFTは、NFTを使ったクラウドファンディングなので、サービス提供者とお客さんの関係になってしまうと、期待値と提供価値にズレが生じてうまく回らないからです。
次の段階に進むにはビジネス創造が必要
このプロジェクトを次の段階に進ませるためには、パトロンといっしょに行うビジネス創造が必要です。
というのも、プロジェクトの中・周辺で自走可能な新たなビジネスをつくることで、盆栽生産者と運営、そして、パトロン双方にメリットがあるからです。
実際に今、香港やイギリスなど海外に拠点を持ってビジネスをされているパトロンが高級盆栽を1本単位で輸入できないか、あらゆる手段を検討してくれています。上記のパトロンのタイプで言うと④にあたる人たちですね。
このようなビジネスが生まれて回りだすと、①②③タイプのパトロンのみなさんの応援シロが増えると思っています。さらにいうと、新たにパトロンになっていただける人も増えるのでは、と期待します。
もちろん、盆栽園としてはパトロン以外の方からのビジネス提案も受けるとは思いますが、パトロンの証であるNFTを保持してくれている方との信頼関係は格別なものです。
というわけで、パトロンには盆栽を使ったビジネスをどんどん開発してやってもらいたいと思っています。そのために必要なリソースの提供は最大限やりますので。
繰り返しにはなりますが、プロジェクトを次の段階に進めるには、パトロンと協業するビジネス創造が必要です。結果的に盆栽の関係人口が増えていくという考えです。
たとえば、こんなビジネス!
プロジェクトを次の段階に進ませるために必要なパトロンとのビジネス創造ですが、たとえば、次のようなものが考えられます。
海外輸出
上記でも紹介したようにすでに動きがあります。海外を拠点にビジネスをされていたり、海外にネットワークをお持ちであれば検討できるテーマかと思います。
通常の盆栽の海外輸出は、上の写真のように土を全部除けるなどしたうえでコンテナに大量に詰め込むことが多いのですが、次のような課題があります。
・1本あたりの単価が低い
・そのサイズや単価であれば国内で売れなくもない
・増えると生産が追い付かない(盆栽は1年2年で作れない)
一方で、パトロンといっしょに考える海外輸出は、高級盆栽を1本単位で空輸で送るビジネスです。
詳しい説明は今回は割愛しますが、この海外輸出にNFTも紐づけられると思っていて、フィジカルな盆栽が手元に届くまでの手形的な使い方、言わば「引き換えNFT」です。
宿泊(インバウンド観光)
こちらも少し動きはあるのですが、観光業に携わるパトロンとの協業です。
インバウンド需要の高まりは、盆栽業界にとっても追い風のはずですが、今一つうまく回ってないと感じています。
その理由は、(恐縮ながら)発想そのものが従来型のサービスの枠に留まってしまっているからです。
たとえば、プロジェクトの中期的な目標にもなっている”盆栽の所有と管理の分離をNFTを使って行い、海外の方が所有している(NFTが証明書になっている)盆栽を日本に見にくる旅”を提案することが考えられます。
盆栽の所有と管理の分離は中期的なゴールなので、ぜひ前進させていきたいと思ってます。とある国の補助金申請にもチャレンジしてみようかと思っていますので、時期が来ればパトロンのみなさんにも参画を促してみたいと思います。
NFTを使った共同オーナー制度
簡単に言うと、高級盆栽の分割所有権をNFTにして、100人、1000人、10,000人が同じ盆栽の共同所有者になるといったものです。つまり、高級盆栽所有の民主化です。
絵画などではすでに実現されている仕組みですし、盆栽でやろうとしている他プロジェクトもあります。このオーナー権、設計次第ではありますがマーケットで販売することも可能なんです。どんどん市場が広がってほしいと思っています!
ここで大事になってくるのは、まずフィジカルな盆栽そのものの価値です。(樹齢や樹形など盆栽の価値はもちろん、生産者や歴代の所有者なども価値付けの要素になります)
それと同様に大事なのが、コミュニティの価値だと思っていて、最初にパトロンNFTからはじめている理由もここにあります。
というのも、最初からぼくたちの力で数百人以上のNFTホルダー(分割所有権をもっているオーナーたち)を集めることはできません。
一方で、すでにパトロンが100人以上集まっていれば、そのパトロンの力も借りてオーナーを集めていくこともできると考えています。パトロンは支援者であり、盆栽園、盆栽業界の発展に協力してくれる人たちだからです。
もちろん、協力いただいたパトロンにもメリットが必要なので、アフィリエイト的な仕掛けで経済的な還元もできればと思っています。
まとめ
今回はパトロンNFTを次の段階に進ませるために必要なパトロンとのビジネス協業について、現時点での考えをまとめてみました。具体的なビジネスプランは以下のようもの。いずれもNFTの特性をうまく活用できるのでは、と思っています。
・海外輸出
・宿泊(インバウンド観光)
・NFTを使った共同オーナー制度
一歩ずつ進めていきますので、パトロンのみなさんよろしくお願いします。また、新しくパトロンになっていただける方もお待ちしてます!
>>パトロンになる方法はこちら!
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今回は以上になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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