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なぜ、この盆栽にパトロンが必要なのか

NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。
松盆栽生産日本一の高松でYouTubeやメルマガの運営をしています。

そして、今一番熱いのがNFTプロジェクト「The BONSAI」です!

第1弾としてパトロンNFTを準備しています。将来性のある盆栽のパトロン体験を楽しめるものです。
→第1弾プロジェクトがパトロンNFTになった経緯はこちらです。

だんだん内容も固まってきましたので、プロジェクト概要を少しずつですが説明させてもらいます。(あくまでも現段階のものなので、変更の可能性はあります)

それでは、さっそく!

パトロンNFTとは?

パトロンNFTの仕組み

パトロンNFTとは、将来性のある盆栽のパトロン(支援者)になったことを証明するNFTです。

このプロジェクトの目的は、松盆栽生産日本一の高松の盆栽生産を持続可能にし、今一番重い課題となっている後継者難を解決するためのスタートラインに立つこと。とにかくやってみよう!の精神です。

まずは、こちらの盆栽をご覧ください!

パトロンの対象となる盆栽と北谷隆一さん

松盆栽生産日本一の高松で100年以上続く老舗盆栽園、北谷養盛園4代目園主・北谷隆一さんと園の看板木、樹齢200年以上の黒松。

こちらの盆栽、間違いなく一級品です!
売る予定がないので明確な価格は設定してないものの、現時点で数百万(しかも、後半!)の価値があります。2代目が瀬戸内の島で山採りをし、3代目が日々手をかけて形づくったものを、現在の園主・4代目の隆一氏が受け継いでいます。

樹齢は軽く200年以上、門外不出を決めた盆栽です!
この先このクラスの盆栽を作ることは難しいこともあり、この盆栽だけは北谷養盛園で大切に管理することを決めています。

なぜ、この盆栽にパトロンが必要なのか

高松盆栽の特徴である盆栽畑の様子

ここが、重要なポイントです!高松盆栽は生産地として盆栽愛好家さんや中間業者のみなさんには絶大な認知と信頼があるのですが、一般の人にはあまり知られていません。

国内市場が縮小している中、愛好家さんだけに向けて、産地だから安い、親しみやすい盆栽園という提供価値だけでは生き残っていけないのです。やはり、稼げる産業にしないと後継者不足は解決できません。

そのためにやるべきことはたくさんあるのですが、ひとまず一般の人に高松盆栽のことを知ってもらうこと、まずはここからです。

もう少しパトロンの必要性を説明します。

プレッシャーがないと管理の優先順位が上がらないんです!

盆栽畑の様子を見ている北谷さん

北谷さんは、畑と棚場、両方合わせて7,000本以上の樹を管理しています。どうしても売れ筋の盆栽と畑の維持に作業が集中し、園の看板木であっても最低限の管理しかできていないのが実情なんです。

つまり、もっと手を入れるとさらによくなるのに、日常の作業に追われ余裕がないため、ブランドを高めるのに有効な展覧会への出品などには手がまわっていないのです。

そこで必要なのがパトロンの存在です。パトロンがいることで、手入れの優先順位を半ば強制的に上げていこうという狙いです。良い意味で生産者にプレッシャーを与えられたらと思います。

日本一有名な盆栽にするにはパトロンの力が必要なんです!

商品単価を上げるためには、品質の管理は当然のことで、さらに、そのブランドの歴史や凄さを出来る限りたくさんの人に知ってもらう必要があります。品質の良さをみんなが知っていて、低価格から高価格なものまでラインナップが揃っている状態。この状態こそ、高松盆栽が目指す姿です。

この状態に持っていくために、パトロンの力が必要なんです!

アーティストのパトロンは身の周りの人に広めたり、自分のネットワークを使ってアーティストの活動の幅を広げたりします。盆栽のパトロンにも、パトロン各自のSNSで発信したり、友人を連れて園を訪れて欲しいんです!

なぜ、NFTを使うのか

樹齢200年を超える黒松盆栽

もちろん、決済機能と会員管理サービスなどを組み合わせればパトロン(支援者)を募りプロジェクトを回していくことは可能だと思います。
ただ、ちょっとしっくりこないんですよね……うまくいくイメージが持てません。

逆にNFTを使うことで、シンプルかつ永続的な関係性を構築できると思っています。国内のNFT業界をリードするイケハヤさんが以前Voicyで、NFTはクラウドファンディングの上位互換である、と話されていたのですが、まさに同意です!

支援の証にNFTを使う理由をぼくなりにまとめると、以下の3つです。
・支援の証が一生残り続ける
・支援したことを忘れない
・連携サービスが今後増えてくる

一つずつ見ていきます。

支援の証が一生残り続けるから

NFTはブロックチェーンという革新的な技術の上で動いていて、特定の機関や企業などが管理しているものではなく、みんなで(相互に)データを管理し合うものです。ということは、どこかの会社が倒産したからデータがなくなってしまった、ということはありません。

パトロンNFTはあなたのウォレット(NFTを入れるデジタルの財布のこと)に残り続けますし、そのウォレットは誰でも見ることができます。

これから10年、20年、いやいや100年後にもブロックチェーンやNFTがなくなることはおそらくありません。要するに、パトロンNFTは支援の証としてブロックチェーン上に一生残り続けることができるんです。

支援したことを忘れないから

クラウドファンディングで支援した経験がある人は共感してもらえるかも知れませんが、数年経つと支援していたプロジェクトのことをすっかり忘れてしまうことがあります。

盆栽時間は、日常とかけ離れています。一本の枝を切るかどうかを20年迷っている、そんな声があるほど、ゆっくりと時を刻むのが盆栽の醍醐味です。

それなのに、パトロンになっていることを忘れてもらったら困るんです!

そこで、NFT!

NFTを使うことで、支援したことを忘れにくくなります。
なぜなら、NFTは自分のウォレットに残り続けるので、自分でウォレットさえ管理できていれば、いつでも思い出すことができるからです。

それに、うまくいっているNFTの特徴として、同じNFTを持つ人同士が集うコミュニティが醸成されています。具体的にはDiscordなどのコミュニティサービスを使い、ホルダー同士が交流したり活動したりしています。これをさらに進ませてDAO化を目指すプロジェクトもあります。

わかりやすくいうと、NFTを持つ=同じ想いを共有するコミュニティへ参加権になっています。同じNFTを持っているホルダー同士が集まり盛り上がっているコミュニティがあれば、パトロンになっていることを忘れないはずです!

連携サービスが今後増えてくるから

NFTが入っているウォレットを接続することで認証をして、NFTホルダー限定にサービスを提供するサービスの開発が加速しています。

上の項目で紹介したコミュニティサービスの定番アプリDiscordは、特にNFTとの相性が良く、NFTを保有している人限定のチャンネルを簡単に開設することができます。

また、ウォレット接続した先のWebサイトの方でホテルやレストランの予約ができるサービスもすでにあります。

ということで、NFTを持っていると体験できるサービスが増えてくるのは間違いありません。まさにweb3の世界ですね。

まとめ

パトロンNFTは将来性のある盆栽のパトロン(支援者)になったことを証明するNFTです。

パトロンみんなで支援して、将来性のある盆栽をさらに良い樹に仕立て、数年先には有名な展覧会に出品することを目指します!

パトロンのみなさんは、普段はSNSで情報を拡散するなどしながら、旅行ついでにパトロンになっている盆栽に会いにきてもらえると、生産者も刺激を受けてモチベーションが上がるはず!

次回は、パトロンNFTでどんな支援ができるのか、どんなメリットがあるのか、その辺りのお話をさせてもらいます!

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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