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【The BONSAI】NFT第1弾プロジェクトの現在地(2回目)

NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。

日本一の松盆栽の生産地、高松で盆栽生産者のマーケティングをお手伝いさせてもらっています。YouTubeやメルマガの運営、そして、NFT事業です!

今回は、準備中のThe BONSAI」リアル盆栽NFTの第1弾プロジェクトの現在地についてお話しさせてもらいます。

前回(11月22日)の報告と比べて、少し企画内容を変更している部分がありますので、詳しく説明します!

それでは、さっそく!

改めて、何のためのNFTなのか

盆栽畑の存在が特徴でもあり課題にもなっている高松盆栽

改めて、NFTプロジェクトの目的です。最近の言葉だと「パーパス」ですね。

力強く言います!
The BONSAIは「日本の盆栽文化を守るため」のプロジェクトです。

高松は松盆栽の生産拠点であり、実に国内生産シェアは80%を超えています。ところが今、市場の縮小が著しく、生産現場では極めて深刻な後継者難に陥っています。高松盆栽の衰退は、日本の盆栽文化の持続性に影響します。

盆栽生産が持続していくためには、新しい層に新しい価値を提供し、稼げる事業にしていかないといけません。

そのための一手がNFTなんです。

“パトロンNFT”でスタート予定です!

パトロンになれる盆栽 樹齢200年以上、瀬戸内の島で山採りした黒松

いきなりパトロンNFTって何?と思われますよね……
パトロンというと、将来性のあるアーティストの支援者、協力者という意味で理解されている方が多いと思いますが、その通りです。

簡単にいうと、将来性のある盆栽のパトロンになっていただき、その証にNFTを渡させていただく、という仕組みです。

あれ!?オーナー権ではなかったのか

いえいえ、実物の盆栽のオーナーになれるNFTをあきらめたわけではありません。ただ、次の理由からもう少し後の方がいいと判断しました。

法的な部分で少し課題が残っているから

法的なクリアはほぼできて、あとは規約作りかなと思っていた所に、新しい課題が一つ出てきました。さすがにもう少し時間がかかりそう……。

というのも、NFTは新しいものなので、様々な部分で法的な整備が追いついていません。さらに、実物の所有権とNFTの関係なども突き詰めると、まだまだ不確定要素があります。

できることをやる、困ったときはその時に考えるのスタンスが基本ですが、根本的な部分がNGだとすると、さすがに話が違います。

NFT業界の進歩は早い!まずやれることに、さっとチャレンジしてみたいと思います。

まずは多くの人に参加して欲しいと思ったから

パトロンになれるNFTの概要

The BONSAIの目的を達成するには、高松盆栽のブランド価値を向上させることが必須です。なぜなら、稼げる産業にして後継者不足を解消しないといけないからです。

そのためには、まずは、だれでも参加できるプロジェクトにして、高松盆栽のことをたくさんの方に知ってもらうことの方が優先順位が高いと感じます。なかなか高級盆栽のオーナーにはなれないけど、支援者であるパトロンにはなれる、という考えです。

中期的には、今治タオルや鯖江のメガネのように、知る人が知るではなく、だれでも知っている地場産業のブランドにしないといけません。

そのためには、楽しみながら関わってくれる人を一人でも多く増やしたい!
そんな思いです。

NFTが支援と相性が良さそうだから

本当にこの半年の間に、テクノロジー領域はもちろん、利用目的や企画・コンセプトに至るまでNFTは随分と進化しました。
その理由は、様々なプロジェクトが失敗をしながら新しいチャレンジをしているからです。

その中で、クラウドファンディング的な使い方など、支援の証としてNFTを発行するようなプロジェクトも多く出てきました。

NFTの特徴の一つである2次流通での販売をできなくした、移転や譲渡を不可能にするSBT(SoulBound Token、ソウルバウンドトークン)という仕様のNFTも利用範囲が広がってきて、特に支援型のプロジェクトと相性が良いことがわかってきました。

ということで、直球勝負にはなりますが、まずは、支援の証にSBT仕様のNFTを用意し、盆栽の生産地の課題を解決するためのスタート地点に立つ!というプロジェクトも成立すると思い、第1弾はこれでいこうとなりました。

ただし、まだまだ流動的な部分もあります。企画内容がガラッと変わる可能性もあります。それくらい、NFTってスピードが速いんです!

まとめ

The BONSAI第1弾プロジェクトは、NFTを支援の証に利用するパターンに変えました。

楽しく支援できる仕掛けや演出などについては、引き続きこの場でも発信させていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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