子育ての後悔

大学4年と1年の二人の子ども。ちょっぴり親に似て優秀。いや、親よりも少し優秀だろう。絵にかいたような親バカです。
ただ個人的には思い描いたような子育てにならなかった。失敗だったと少し後悔してなくもない。
当初、彼らが誕生したころ、大まかにいえば、
・10歳までは溺愛
・20歳までは放任
・成人したら自律
という方針を立てていた。これ自体は悪くないと今でも思っている。ただ、「溺愛」の部分を徹底できなかったのは今でも後悔している。
躾ではないけれど、やはり自分のことは自分でできるように導いてあげる、多少は厳しくするのが親としての責務、とか考えてしまったのですね。今考えると、これは余計だった。
なんでもやってあげればいいのですよ。何かやってほしいって言ったらやってあげれば。自分でやるって言ったらそばで見守ってあげる。お父さん、やって、って言われたらニコニコやってあげる。もっとそうやってあげれば良かった。どう育てたって彼らは自分自身のことを最低限以上、こなしてくれるよ。
そして今、世間から見たら普通以上に大学生の彼らを甘やかしていると思う。何かしてほしいって言われたらニコニコでやってあげるようにしている。マッサージだってしてやってる。お小遣いが欲しいと言われたら、ちゃんと使い道を聞いて渡すようにしてる。旅行だ合宿だなんだとなれば言われなくても小遣いを渡してる。土産は不要と言い添えて。
我が子を甘やかすのは親の贅沢。贅沢させてもらって感謝こそすれ。

でもね、やっぱり幼いころに、もっと溺愛したかったなー。

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