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医師のキャリア編

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医療系人材紹介エージェントとして、お目にかかった医師のキャリアを紹介しています。
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#DEPOC

餅は餅屋‐それぞれの専門家がいるー

自分の人生、 素敵なタイミングで 良い出会いがあるなと 実感しております(*^_^*) そして、 必要な情報も 必要な時に集まってくる とても有難いです( *´艸`)。 ■ Dr.YDr.Yとの出会いは エージェント人生の中でも なかなか面白いものでした^_^。 求職者として お目にかかったDr.Y。 無事転職先が決まり、 当分お目にかかる機会はないなと 思っていたのも束の間。 1年経過した頃に、私の中で “Dr.Yと連絡とりたいな~” というのが、聞こえだ

これからのキャリアが楽しみですー専攻医Drー

専攻医1年目のDrと 接点を持つ機会が ありました。 DEPOCのSNSを見て 連絡を下さったのが 接点のはじまりです。 ■ 専攻医医学部(6年)を卒業し、 国家試験に受かり、 初期研修2年を修了した医師で、 これから自分が選択した科目の 専門研修を受ける医師。 従来に言い方ですと、 後期研修医に 該当します。 初期研修中は アルバイトが禁止されており、 専攻医(後期研修)になれば アルバイトは可能。 しかしながら、 専攻医Drを 医療機関が望むのか? という

Dr.Hの場合ー雇われ院長職ー

医療系人材紹介エージェントですので、 医師を募集している医療機関から 医師求人情報を頂きます。 その中に、 「雇われ院長職」案件があります。 Dr.Hの事例をご紹介させて頂きます。 ■ 雇われ院長とはクリニックに常勤で 管理医師、院長という形で 勤務する医師のこと。 医療法人等が 分院展開する際に募集します。 求人主導型の紹介会社で働いていたとき、 クリニックの院長職案件に、Dr.Hから 問い合わせ頂きました。 Dr.H曰く、 「父が開業医で苦労しているのを

キャリアの考え方 -Dr.T-

来週から4月🌸 この時期は 医療機関の医師体制が 整っている時期でもあります。 医療系人材紹介エージェントは、 仕事上、色々な医師の経歴を 見てきております。 そんな中、Dr.Tの経歴は とても珍しい部類に入ります(*^_^*) ご自身のキャリアに対して どんな考え方をしてきたのか? お聞かせ頂くことが出来たので、 此方で紹介させて頂きます。 ■ Dr.Tの経歴地方の医学部を卒業。 そのまま出身大学の 医局に所属。 外科系の科目を選択。 その科目を 選択

シニア医師の働き方

私どもDEPOCは、 医療の未来が、変わる瞬間を共に。 を目指しています。 DEPOCにご相談頂く内容は、 色々とありますが、 御自身の“これから”について、 40代半ばの医師からも 相談も増えています。 医師免許を取得すれば、 生涯、医者として働くことが可能です。 自分でリタイヤと云わなければ 働くことが可能です。 死ぬまで現役が可能 なのが医師です。 但し、 これは開業している医師の場合や、 個人病院の院長の話です。 勤務医の場合はどうでしょうか? ■ 定年

Dr.Kの転職 ー年俸の相場はあるー

医師のキャリアは、 医師の数だけあります。 私どもが掲載していた 医師募集求人にお問い合わせ頂いたのが Dr.Kでした。 ■ Dr.Kの転職希望引っ越しを伴う 常勤での転職を希望。 Dr.Kの科目ですが、 所謂マイナーな診療科。 マイナーな診療科でも クリニック分院長の募集等で 医師募集求人を見かける科目。 クリニックでのご勤務を ご希望なのかな?と思いつつ お話を伺っていると、 病院での勤務をご希望。 外来・病棟コンサル等も 対応可とのこと。 きっとDr

Dr.Yの働き方

Dr.Yとお目にかかったのは、 先生ご自身がライフイベントを経験され、 “これから”の働き方を変えることを お考えになっているときでした。 ■  ライフイベントで医局を退局Dr.Yは女性医師。 医局所属時には、 忙しいのは仕方がない という暗黙の了解のもと、 ???と思いつつも、 働いていらっしゃったそうです。 当直をし、 翌日もそのまま外来 なんていうのもザラ。 そんな日々を過ごしていましたが、 家庭を持ったことで、こんな働き方は、 いつまでも出来ないと思ってらっし

転職活動はいつしたらよいのか。

2024年はじまりました。 年明けから思いがけない出来事が 続いています。 だからこそ、今、 自分に出来ることを 丁寧にやっていこうと 思っています。 私が出来ること、 医療系人材紹介エージェントとして、 医療従事者のキャリアに携わること。 ■ 転職活動はいつしたらよいのか。結論から言いますと、 在職中に、次の職場を探された方が 賢明です。 <理由> ・希望に沿う転職先が見つからなかった場合、  路頭に迷うことなく生活を維持できる ・在職中に転職先を探すことに

Dr.Yの働き方

Dr.Yとお目にかかったのは、 先生ご自身がライフイベントを経験され、 “これから”の働き方を変えることを お考えになっているときでした。 ■ ライフイベントで医局を退局Dr.Yは女性医師。 医局所属時には、 忙しいのは仕方がない という暗黙の了解のもと、 ???と思いつつも、 働いていらっしゃったそうです。 当直をし、翌日も そのまま外来なんていうのもザラ。 そんな日々を過ごしていましたが、 家庭を持ったことで、 こんな働き方は、 いつまでも出来ないと思っていた処、

J先生のキャリアー企業へ

J先生とお目にかかったのは、 まだ先生が医療現場に いらっしゃるときでした。 J先生との出会いで、 私の物事の捉え方や視点にも 変化がありました。 ■ J先生の経歴J先生は地元大学の 医学部に進まれました。 医師となり、 関東の大学の医局に 入局されました。 J先生の頃は、 臨床研修制度が 努力規定の時代でした。 入局後、8年間みっちり 大学病院で過ごされ、 その後医局派遣で 関連病院の外科で勤務。 入局して、 ちょうど10年後 医局を退局され、 大学院に進

I先生の場合:クリニック開業

私どもDEPOCは 医師のキャリアの延長線上に クリニック開業があると考えています。 今回は、ご自身のキャリアの総仕上げとして クリニック開業を果たしたI先生のキャリアについて ご紹介いたします。 ■ I先生との出会い私どもDEPOCと繋がりのある医師から ご紹介頂いたのがS先生でした。 お目にかかってお話を伺うと、 “病院での乳腺外科の初診は 2か月~3か月待ちが普通。 自分が気になったときに、 地域でかかれる場所があってもよいのでは?と思い 専門的な患者さんにとっ

Dr.Nの場合―医院承継―

医師のキャリアは、 医師の数だけあります。 ご自身が描いた通りのキャリアを歩む方もいれば、 不可抗力により、ご自身の想い云々などはさておき、 まずそのポジションに就くことが最優先。 Dr.Nは、そんな経験を経て、 現在はクリニックの院長として 責務を全うされています。 ■ 専門科目を選んだ理由お父様が医師でもあったDr.N。 既にお父様が診療所を 経営されていたこともあり、 なんの迷いもなく、 同じ科目に進まれました。 大学の医局に所属し、 医局員として診療に

ママさんDrの場合ーY先生

女性医師の場合、 結婚・出産・子育てという ライフイベントがあると、 今までの様に働くのが 難しくなる場合があります。 お子さんが二人いらっしゃる Y先生はそんな医師でした。 ■ Y先生の経歴医師免許を取得後、 医局に所属。 初期研修を終え、 専攻医に進んだ処で、 妊娠・出産を経験。 お子様が産まれてからは 仕事と子育ての両立を考え、 医局を退局。 その後、 子育てとの両立が 可能なクリニックで 非常勤医師として勤務。 慣れた頃に、 第二子の妊娠・出産を機に

開業か転職か M先生

M先生とは DEPOCで既にご縁を頂いている Drからの紹介でお目にかかりました。 友人Drからのお話では、 ”開業するか、転職するか迷っているみたい。。。” とのこと。 では、御本人がどうお考えなのか? その辺りをお聞かせ頂きたく、 ZOOM面談を設定。 実際に、画面越しに お目にかかりました。 ■ 50代半ばM先生。 医師免許を取得されてから 30年以上臨床現場で働いてこられました。 ベテラン域に達している今も、 月の半分は当直・オンコールの対応