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医師のキャリア編

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医療系人材紹介エージェントとして、お目にかかった医師のキャリアを紹介しています。
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2024年5月の記事一覧

50代で開業を決意、思いを形にしたクリニック創りとは?

今回の乳腺外科の先生は、当時、大学医局に所属されており、先輩医師のご紹介で、DEPOCに開業のご相談を頂きました。 先生は、病院で勤務されながら、次のような想いが募っていったそうです。 「病院での乳腺外科の初診は2か月~3か月待ちが普通。地域でかかれる場所があってもよいのでは?」 「患者さんにとって身近な専門クリニックを作りたい。」 早速、弊社の方で、開業支援をスタートさせて頂き、行政手続きや医療機器の選定はもちろん、様々な業者の日程調整、スタッフ研修、内覧会のタイミ

スタッフを大切にすることが経営の要となっている親子間継承のクリニック

今回の先生は、お父様が医院を経営されていたこともあり、お父様と同じ科目を専攻され、大学医局に所属されました。 「これから経験を積んで、ある程度の年齢が来たら父の医院を継ごう。」 そう想い描いていた先生ですが、医師7年目でお父様の医院を継ぐことになりました。 急遽院長になった先生ですが、右も左も分からない状態の中で、その後15年以上、職員の方々と良好な関係を築きながら、医院を経営されています。 そんな先生に、ある時、弊社の専属エージェントがお伺いしたお話の中で、先生が医院

餅は餅屋‐それぞれの専門家がいるー

自分の人生、 素敵なタイミングで 良い出会いがあるなと 実感しております(*^_^*) そして、 必要な情報も 必要な時に集まってくる とても有難いです( *´艸`)。 ■ Dr.YDr.Yとの出会いは エージェント人生の中でも なかなか面白いものでした^_^。 求職者として お目にかかったDr.Y。 無事転職先が決まり、 当分お目にかかる機会はないなと 思っていたのも束の間。 1年経過した頃に、私の中で “Dr.Yと連絡とりたいな~” というのが、聞こえだ

【女性内科医の話】出産後、8年のブランクを経て、仕事と家庭が両立できる職場に復帰した女性内科医の話。

今回の女性内科医の先生は、 専攻医になった頃に、一人目のお子様を出産され、大学医局を退局する事になりました。退局後は、クリニックの非常勤として勤務されていました。 そのあと、第二子の出産を機に、クリニックの非常勤の勤務も辞められ、約8年間の間、育児に専念していました。 そして、お子様が小学校入学されるタイミングで、仕事への復帰を決意され、はじめの一歩として、健診のスポットのアルバイトをスタートしました。 ただ、アルバイトをしながらも、 「このまま続けていて、果たして、

これからのキャリアが楽しみですー専攻医Drー

専攻医1年目のDrと 接点を持つ機会が ありました。 DEPOCのSNSを見て 連絡を下さったのが 接点のはじまりです。 ■ 専攻医医学部(6年)を卒業し、 国家試験に受かり、 初期研修2年を修了した医師で、 これから自分が選択した科目の 専門研修を受ける医師。 従来に言い方ですと、 後期研修医に 該当します。 初期研修中は アルバイトが禁止されており、 専攻医(後期研修)になれば アルバイトは可能。 しかしながら、 専攻医Drを 医療機関が望むのか? という