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Post Coffee第1弾

Post Coffee第1弾到着


テレビ番組で紹介されたことにより、注文が混み合ってしばらく待たされたが、ようやくPost Coffee第1弾が自宅に届いた。
見たことのあるあの白いい箱に入っていたのは、次のとおり。
・コーヒー豆75g×3種類
・簡易ドリッパー(組み立て式)+フィルター10枚
・Post Coffeeの冊子
 
気になるコーヒー豆は
①コロンビア エルボンボ(シングルオリジン) ライトロースト
②ホンジュラス フィンカ・ラ・ティナ(シングルオリジン) ライトロースト
③エートスコーヒーロースターズ/静岡県静岡市
  アンチインフューズドイノベーション-ポストコーヒーエディション ver.2-
焙煎日は自宅に到着前1週間ほどの日付になっていたので、もう飲んでも大丈夫だろう。
1種類がPost Coffeeオリジナルではなく、提携しているカフェのものだった。
Post Coffeeでは豆15gでお湯230ccというのが標準のレシピになっている。
ということは、75g×3種類÷15g=15回分ということになる。
週末に妻と一緒に飲むとだいたい1か月分で量としてはちょうどいい。
しばらく量はこのくらいでよさそうだ。
 
豆は開封しても再密封できる袋に入れられているが、順番に開けていくと最後の豆が飲み頃を過ぎてしまうので、③を冷凍しておくことにした。
 
さて、どれから飲もうか。
まず南米の豆からかと思い、①にした。
スペシャリティコーヒーなので、焙煎は比較的浅め。
円錐のドリッパーはまだ買っていないので、おまけでもらった組み立て式のドリッパーを使うことにする。
組み立てると、三角錐のドリッパーになり、そこに付属してきたフィルターをセットする。
 
豆は手持ちのTimemore C2で挽く。
挽目が分からないので、とりあえず標準的な20クリックにしてみた。
挽き終わって、フィルターに粉をあけてみると、グラインダーの粉受けに微粉がかなり付着して残っている。
焙煎度が浅いためなのか、深煎りの豆より微粉の量が多いような気がする。
 
あとはドリップ。
これもPost Coffeeの指示どおり、30秒蒸らした後で4回に分けて注湯した。
もう少し炭酸ガスの発生が多いかと思いきや、それほどでもない。
指定どおり230ccのお湯を注いだらできあがり。
 
サーバーのコーヒーの香りを確かめてみると、スペシャリティコーヒーらしい酸の香りが出ている。
コーヒーを口にした第一印象。
「酸っぱい。」
コロンビアのコーヒーということで、ここまでの酸味は想定していなかった。
嫌な酸というわけではないのだが、単純に酸味が勝ちすぎていてバランスが悪い。
飲めないというほどではないのだが、おいしいかといわれるとちょっと評価に困る。
風味に今まで感じたことのない成分を感じるのだが、それをうまく言葉にすることができない。
お湯の温度もそんなに高くしたわけではないのだが、豆の特性なのだろうか。
 
次の日、同じ豆を別なドリッパーで淹れてみることにした。
別なドリッパーといっても、メリタのアロマフィルターしか持っていないのでこれを使う。
メリタのアロマフィルターは味がマイルドというか薄く出る傾向があるので、このドリッパーなら酸味が抑えられるのではと考えた。
実際にメリタのアロマフィルターで淹れてみると、確かに酸味はある程度抑えられる。
酸味に隠れていた甘みの成分も昨日よりは多く感じることができる。
しかし、やはり自分が飲むにはちょっと酸味が多い。
Post Coffeeでは、ユーザーが送られてきた豆の評価を5段階でつけることになっているのだが、現状では5段階中2以上はつけられない。
 

フラワードリッパーで淹れてみる


やはり簡易ではない円錐ドリッパーが必要ということで急遽購入することにした。
Post CoffeeでもドリッパーはハリオのV60を勧めているようだが、個人的にデザインが気に入っているCafecのフラワードリッパーを購入した。
樹脂製のものではなく、割れにくいトランタン製を購入した。
 
さて、フラワードリッパーが届き、このドリッパーでホンジュラスに再挑戦。
フラワードリッパーは、やはりデザインがいい。
樹脂製よりもかなり重い。
手持ちのメリタの旧型アロマフィルターと比較すると、60gも重い。
質感的には、ガラスに近いような印象を受ける。
 
淹れ方については、このドリッパーに合わせてネットで調べた。
4回に分けて注湯、時間は2分半というレシピだ。
ペーパーフィルターは、Post Coffeeのおまけを使うため、普段は行わないリンスをして使用。
 
ホンジュラスを飲んでみると、浅煎りなので酸味はあるがグァテマラほどではない。
ほどよい酸味で、後に甘みも感じる。
コクとか苦みはほとんど感じない。
コーヒーというよりはお茶に近い。
浅煎りスペシャリティーコーヒーはこういうものなのかもしれないが、ちょっと注湯量が多すぎたかもしれない。
香りはそれほどでもないので、もう少し淹れ方に工夫が必要かもしれない。
 

最後はブレンド


最後は冷凍しておいた静岡のロースターのブレンドである。
ロースターの豆はパッケージが白ではなくグレーだ。
豆はコロンビア、グァテマラ等とある。
焙煎はかなり浅め、豆の状態からちょっと酸の香りがする。
 
これもフラワードリッパーで抽出。
飲んですぐは、やはり酸の印象が強い。
柑橘系の酸だが、香りも含めてレモンというよりはオレンジという感じだ。
その他に若干ハーブぽい「ボタニカル」な感じもする。
今回送られてきたコーヒーの中では一番酸の後に甘みを感じる。
ブレンドということもあり、3種類の中では一番バランスがいいと感じた。
が、評価をつけるなら5段階中3.5といったところで、標準よりもちょっと上。
次回も是非飲みたい!というところまでではない。
 

焙煎度を変更


質問に答えて、「Light User」と判定され、割と浅煎りの豆が3種類送られてきたわけだが、ここまで酸が強いスペシャリティーコーヒーを飲みつけていないということもあり、ちょっと自分には合っていないかなと感じた。
初めてということもあり、全て浅煎りでも豆の違いは素人でも十分わかるぐらいのものを選んで送ってくれたようだ。
中煎り2種類の他に浅煎り1種類が入っていればいいのだが、焙煎度が異なる豆が同時に送られくるシステムにはなっていないようだ。
 
PostCoffeeのサブスクは、発送準備にかかる前であれば焙煎度を変更することができる。
案内のメールが送られてきたので、マイページから焙煎度を変更することにした。
PostCoffeeの焙煎度は12段階。
浅煎りから深入りの順で、以下のようになっている。
①Mr. Third Wave
②Light NERD
③Light Lover
④Light User ←今ここ
⑤Medium NERD
⑥Medium Lover
⑦Medium User
⑧Balancer
⑨Dark User
⑩Dark Lover
⑪Dark NERD
⑫Mr. Italian Roast
 
④でこれぐらいの酸味のあるコーヒーが送られてくるならば、①のMr.Third Waveではどんなコーヒーが送られてくるのか興味はあるが、酸っぱすぎて飲めない可能性がある。
無難に⑧でもいいような気がするが、次回は2段階焙煎度を深くして、⑥の「Medium Lover」にすることにした。
値段や仕入れの関係で送られてくる豆はある程度限定されるとは思うが、好みに合わせた豆をおすすめしてくれるシステムはいい。
せっかくなので、焙煎度を全て試してみたい気もする。
今度はどんなコーヒーが送られてくるか、ワクワク感がある。
 



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