見出し画像

Post Coffee第4弾

Post Coffeeもついに第4弾になった。
コーヒーの焙煎度については、初めて前回から変更せずに8段階目の「Balancer」をキープした。
なまえのとおり、「中庸」でたぶんこの辺りが自分に合っているようだ。
 
今回焙煎度を「Balancer」から変更しなかったためか、Light Roastが2種類、Medium Roast1種類という構成は前回と変わらなかった。
 ①ブラジル エルナーニ ペレイラ カルネイロ(ミディアムロースト)
 ②コスタリカ リカルド・エルナンデス(ライトロースト)
 ③チャイナ 雲南 ダブルファーメーテーション(ライトロースト)
 
ブラジルにチャイナ、とても興味がひかれる豆のチョイスだ。
 
まず、①のブラジルを飲んでみた。
ブラジルのシングルオリジンは1度くらいしか飲んだことがない。
サードウェーブ系のロースターでは初めてだ。
 
ブラジルというとブレンドのベースになることが多く、酸味があるイメージはないのだが、これは焙煎度の関係なのか、自分のブラジル豆にはない酸味をまず感じた。
酸味の度合いは控えめだが、柑橘系の酸味を感じる。
そのあとは、ブラジルらしいナッティな感じがきて、ああブラジルらしいなと思う。
最後に甘味が来るのだが、これがお品書きにもあるようにあっさりとした甘みではなく、黒糖のようなコクのある甘味。
いままで感じたことのない種類の甘味だった。
あと、ほんの少し青っぽいハーブのようなニュアンスも感じる。
いままでのブラジルのイメージが変わる、そんな複雑な要素を感じる豆だった。
味としては面白いのだが、あともうひとつ物足りない感じがするので、5段階評価で3.9。
 
次は、②のコスタリカ。
Post Coffeeの豆は、中米産のものが多いような気がするのは気のせいか。
この豆もちょっと甘めの果実、さっぱりめのオレンジの風味がする。
酸味も甘味もそれほど感じないがそのバランスがいいので、すいすい飲める。
お品書きにはカシューナッツの甘味と書いてあるのだが、ナッティな感じはしなかった。
後味もすっきりとして飲みやすいが、また飲みたいかといわれると微妙なところ。
また飲んでもいい度が高く、5段階評価で3.7。
 
最後は、なんとチャイナ、中国である。
雲南ということなので、緯度はぐっと下がって、コーヒーベルトにかかるあたりだ。
袋から出した時点で、香りがすごい。
トロピカルフルーツ感がすごい。
ここまでフルーツの香りがする豆は初めて。
挽くと香織はさらに強くなる。
実際に淹れて飲むと、味としてはフルーツ感は強くないが、いわゆるフルーティ系のコーヒーとは一線を画す。
当然酸味はあるのだが、それ以上甘味を強く感じる。
コーヒー感は弱めだが、完全にお茶というほどでもなく、トロピカルフルーツフレーバーのコーヒーという感じだ。
この方向性のコーヒーはたぶん初めてだが、このバランスは嫌いじゃないというか、また飲みたくなる。
評価としては、5段階評価で4かな。
 
この4回目が来た時点で、前回の3回目の豆が完全に余っており、消費のスピードが追い付かなくなっているので、次回は一旦お休みにした。
これができるのもPost Coffeeのサブスクのいいところだ。
次の5回目は、ひと月空けて2か月後の予定だ。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?