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おっさんずラブ-in the sky- 感想

こんばんは。とんです。

おっさんずラブ新シリーズの最終回が終わりました。みなさんはどのようにこれをご覧になったでしょうか。前作を見た方、見ていない方、前作しか見ていない方等々いらっしゃると思いますが、個人的な感想を述べたいと思います。

めっちゃネタバレ含みますが、比較的短めです。

12月に企画した国文アドベントカレンダーのみんなのオタク語りに触発され、苦手なのですがオタク語りをしたくなりました。


おっさんずラブ-in the sky- とは?

前作『おっさんずラブ』の続編です。吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵と、田中圭演じる春田創一をめぐるラブストーリーという大枠は前作と変わりませんが、開始当初には「なんで牧が出ないの!??!?!??」という叫びがたくさん聞こえましたね。牧というのは前作で最終的に春田と恋仲になった林遣都演じる牧凌太くんのことです。

牧が出なかったことに関する考察として私が一番いいなあと思ったのは、黒澤が春田との恋を叶えるためにたくさんの世界線を飛び交っているというものです。
前作では黒澤は春田との恋を叶えられませんでしたが、他の世界線では恋が叶えられるのかを、我々は見せられているわけです。
どの世界線においても黒澤は春田と出会ってしまい、春田に恋をします。牧というライバルがいない世界線なら恋が叶うのかと思いきやその世界でもライバルがいるような、そんな大変な壮大なラブストーリーなのだと思うと、黒澤を応援せざるをえませんでした。
恋が叶うまで黒澤は無限にパラレルワールドを旅し続けるわけです。

-in the sky- では、黒澤がパイロット(機長)であり、春田はその飛行機に乗るCAです。副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)や整備士の四宮要(シノさん・戸次重幸)、黒澤の娘の橘緋夏(佐津川愛美)がその恋を妨げます。
公式サイト・相関図

成瀬竜の尊さについて

成瀬が、尊いです。
今までかわいい系男子とかあんまり…と思っていたんですが、千葉雄大くんがめちゃくちゃめちゃくちゃかわいい!!!!!!!
あんなかわいい顔をしてツンツンの演技とか小悪魔的役を演じられたために、私の心はギャップで燃え尽きてしまいました。

回を経て春田や周りのメンバーと交流をするにつれて、ツンツンした態度が段々軟化していくのですが、シノさんに恋をしてからその恋を叶えようとデートの下調べをしたり、古墳の本を家に置いてシノさんを古墳に行きたい気持ちにさせようとしたり…その努力がかわいい。

そしてフラれてショボンとしたり、さらに春田に恋愛相談をしたり…目がぱっちりすぎてかわいくて耐えられない。

最終回では、これまでとは打って変わって成瀬がたくさん笑顔を見せるようになりました。尊い。尊い。
これまであんなにツンツンしていて無表情で上から目線だった成瀬が、あんなに笑って、人参も頑張って食べて…(涙)

あとセリフがとりあえずかわいいです。最終話のかわいいセリフを書きます。
かわいいセリフ1
「シノさんがいないと俺はグラタンしか食べなくなるし、春田さんは俺のグラタン食べるし…」
グラタン!!!!!!!!!!!!!!!グラタンになりたい。
かわいいセリフ2
「にんじんくらい食べれるし」
かっわいいいいいいい!!!!!!!!!にんじんになりたい。

最終回以外にもたくさんかわいいセリフが出てきます。変なキャラが目立ちますが、特に卓球の回が面白いので見てください。

春田の恋の行方

春田は前作と同様、自分に向けられるいろんな恋心に困惑を抱きます。それに応えられないことでたくさんの葛藤もありました。

前作に比べて成瀬に恋をするあたりが、積極的だなあと感じました。前作の春田とは別人です。成瀬に恋をし、告白までしますがフラれてしまいます。なぜなら、成瀬はシノさんのことが好きだから。

そんな成瀬に恋の相談までされて、ここでの春田は成瀬狙い目か?と思いきや、恋を慰めたり応援したりして、すごく優しいと思うとともに、苦しそうだなあとも感じました。恋をしている分前作よりも春田の人間の深さが出ていたと思います。

最終回では改めて成瀬にフラれますが(この時の成瀬の顔がめちゃくちゃかわいい)、最後に驚きの展開として黒澤に告白しました。
成瀬尊すぎて最終回の途中でこのnoteを書き始めたのに最終的になんかキャプテンに告白してて、「じゃあもう新しい世界線描かれないやん!!!!!」となってしまいました。叶うなよ〜〜〜(黒澤を応援してるんじゃなかったのか)。
ここでのエモポイントは、黒澤が春田のことを「はるたん」と呼ぶことです。この呼び方は前作での黒澤からの呼び方で、今作では使われていなかったのですが、最終回の恋が叶ったときにやっと出てきて、「前世からの念願叶った!!!」と思わせてくれるものでした。
劇場版では「はるたん」という呼び方を忘れてしまう(けど恋はする)という展開もあるので、劇場版を見ている人にはさらにエモエモなのではないでしょうか。



今思いつく感想はこのくらいです。
総括すると、「黒澤の恋叶うなよ〜〜〜〜〜〜〜〜」という気持ちです。
続編が待たれます。

そんなあなたにクリスマスにスピンオフが待っています。

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また、たぶんネットの動画配信サービス(TVerなど?)ではまだ本編が見られるのではないでしょうか。全部読んでしまってネタバレがたくさんあったと思いますが、成瀬の尊さを見るためだけにお時間を割いてはいただけないでしょうか。

読んでくださりありがとうございました。

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