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「時間」

今回はいろんな意味での「時間」に注目して個人的に思うことを書いていきます。「時は金なり」なんてことわざがありますが、トレードにおいても「時間」というのはとても大事です。僕はテクニカル以上に時間帯を優先することもあるくらい「時間」というものを注視しています。


・注意したほうがいい時間


トレードしてて急に変な動きをしたり、寄り天や寄り底をつけたりすることがありますよね?動きが変わる時間帯。今現在の夏時間で言うと

10時〜10時半 中国開場時間

15時〜17時  日本閉場〜ロンドン開場時間

22時〜23時  アメリカ開場時間

24時     ロンフィク


東京の中値時間を気にする方も多いと思います。ゴトー日なんかは特に。
僕は中値トレードはしないのであまり気にしていませんが。
とにかく次のプレイヤーが入ってくる時間帯は注意です。浅いポジは狩られるような動きが出やすいため、その前に部分利確を入れておくというのも戦略の1つではないでしょうか。
個人的に好きなのは10時〜10時半に寄り天、寄り底をつけに行ってからの逆行する動き。日本開場は9時ですが、そこはあまり気にせず10時付近を僕は注視します。
逆に嫌いなのはロンドン開場前後。この時間帯の短期足はカオスです。もうただ浅いポジを上下に狩るためだけに動いてるんじゃないか?ってくらいカオス。日本時間に入ったポジションが伸びにくい要因の1つだと思います。
次にアメリカ開場時間。重要な価格を抜ける時は基本アメリカが来てからか、もしくは指標。よくアメリカ開場間際になってロンドンがモジモジしだすことありますよね?まさに「アメリカ待ち」状態。結局チャートを作るのはアメリカなのかなぁ〜なんて思っちゃいます。
結局はどのプレイヤーも「自分達にとって有意なポジションを取りたい」んじゃないかな?
ロンフィク前に今日の高値や安値つけたかな〜?なんて思いきや、ロンフィク後の1時〜2時くらいにそれを少し超えてきたり。先端で入れた良ポジが寝て起きたらストップ狩られてた…なんてよくありませんかw?
ちなみに日本が一番有意なポジを作れることはあんまないです。残念ながら日本は相場に置いては調整担当か養分です(泣)


・トレードをする時間


僕は日中仕事をしていますので、基本トレードはできません。仕事前にチャートを見て指値だけしておくことはありますが、その場合はリアルで見れてないかもしれないので小ロットです。もしくはまず刺さらんだろうけど〜刺さったらラッキー程度のワンチャン指値くらい。
仕事の空き時間にスマホで見て、ちょうど狙い目な位置に居た場合はポジったりすることもあります。

基本は21時過ぎ〜1時くらいがメインのトレード時間です。家族が寝てしまってからトレードします。ちょうど指標前くらいですね。そこからアメリカが入ってきてロンドン抜けた後くらいまでです。1日の中でもボラが出る時間帯ですし。

中にはあえてボラのない東京時間のみトレードする人もいるでしょう。
大きく動きにくいことを利用してハイレバで細かく抜くみたいな。
それはそれで良いと思います。勝てればなんでもいいですよね。僕はあまりロット張らずに値幅で抜きたい派なので、トレードする時間は夜ですし、トレードする通貨ペアはゴールド・ドルになった感じです。


・天底をつけた時間


これはとても気にします。その日の高安とかじゃなくて、日足以上の長期足で天底になりそうな価格を、どの時間帯につけたのか?
例えば、「ここが天井になりそうな価格だな〜」なんて思ってても、その価格をつけたのが東京時間だった場合、もうそれだけでポジ捨てたくなるくらい不安になりますねw
逆にアメリカ時間につけたのなら握りたくなる。それくらい大事な節目が東京時間に決まるわけがないと思っています。
もし天底が東京時間な場合はセリクラやバイクラなどで大幅に動きロスカしまくってるような時。フラクラとか。
これはもう日本時間に天底つけたと言うよりも、日本時間に狙われたってだけ。結局は養分なのです(泣)
アメリカだけ休場の日って、ロンドンもやたらおとなしくほとんど動きがないですよね大体。でも日本だけ休場の時ってロンドンもアメリカも普通に動きます。日本なんて眼中にありません。
日本人としては、たまにはロンドン、アメリカを焼き尽くすくらいことしてみろや〜!なんて思いますけどねw
その点、日銀の為替介入はほんと上手かったと思います。その時はTwitterでも「為替介入意味ない」とか「ドル円下げてもどうせ買われて上がる」とか介入をバカにするようなツイートが目立ちましたが、終わってみればめちゃくちゃタイミング上手いっていう事実。
願わくば介入する前に日本人にだけ先に教えといてよ〜って思いますねww


・勉強する時間


僕は必ずと言っていいくらい、為替が休みの土日にチャートの見直し作業をします。一度全てのラインを消して真っさらにしてからやり直したりもします。環境認識に変わりはないか?来週の狙い目はどこか?狙えそうな通貨ペアはないか?などなど。
仮想通貨をしていた時代は、トレードしたい欲求から、この勉強する時間がありませんでした。チャートを客観的に見る時間を作ってなかったんですよね。それじゃあ勝てるようになるわけない。機会損失を恐れ、環境認識もせずにポチポチポチポチポチポチ病。最終的にBFのサーキットブレイクを喰らい退場したのでした。
トレードの力が前よりもついた今なら仮想通貨リベンジできるかなーなんてたまに思いもしますが、僕はもうしないと思います。
トレードから離れる時間の大切さが身に染みたので。仮想通貨時代はいつ何時でもチャートが気になってスマホばかり見てしまう。仕事中でも家族と居ても。
あのまま続けていたら、好きでやってる仕事も、大切な家族も失っていたかもしれません。お金は自分にとって大切なものを守るためにも必要ですが、そのお金を稼ぐために大切なものを失ってしまうところでした。
本末転倒ですね。


・まとめ


トレードだけの話ではないかもしれないですが、自分の時間を上手く使うことも勝ち続ける上で大事なことではないでしょうか。多少なりともメンタルがトレードにも影響しますし、健康であることも必要です。
自分がメインで取引する時間帯や時間軸なども、自分の生活や性格に合わせて、自分のスタイルの確立をするほうがきっと楽だと思います。
そしてそれは自分でしか作れないものです。たとえ手法を買ったり、教えてもらったりしても、それはヒントでしかなく、使いこなし結果に結びつけるのは自分です。よく自分のトレードルールを作るって言いますが、守れないルールなんて決めても無駄です。人間そうそう性格なんて変わりませんw
無理なく守れて、性格を変えるよりも性格に合ったトレードをするほうが結果に繋がりやすいんじゃないかなぁ〜なんて思ったりします。
僕が書いてきたnoteも、なにか1つでも「ヒント」になれたら嬉しいですね。


ではまた。






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