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「ゴールドのクセ」


各通貨ペアごとに値動きのクセがあります。チャートがきれいなものもあれば汚いものも。一般的に「きれい」と言われるものはテクニカル通りに動きやすいものと同意義なのかなと個人的には思います。
ゴールドは「暴れん坊」のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、割とテクニカルに忠実でやりやすい方かなという認識です。
人によって見方は様々で、自分が「汚い」と思う通貨ペアは自分に合っていないのかもしれません。
ゴールドを汚いと思う人もいますし、僕だとポン円が汚いと思います。
なのでポン円は自分に合っていないと切り捨て、触らなくなりました。
いろんな通貨ペアを見れた方がその分チャンスも増えますが、最初は無理せず少しづつ増やしていく方がいいんじゃないかな〜と思います。
僕は今までトレードに使った(見てきた)時間のほとんどがゴールドですので、値動きのクセなどはゴールドが一番把握しています。
その上で気づいたことなどを今回はお話しようと思います。


・値幅のクセ


ゴールドは動き出したら止まらないイメージもありますが、以外と動き出した始点から10ドル、20ドル、30ドル、40ドルという大体10ドル幅をベースに値動きが止まることが多いです。
もちろんボラがあるときにはそれ以上のこともありますが、10ドル幅というのはゴールドにとって1つの区切りになりやすい。(今はボラがある価格帯なので20ドル幅動きやすいですが)
僕は利確や部分利確をする際に、そこに抵抗帯が特になくても10ドル幅取れたら利食いを挟むのがマイルールにしています。
ひと昔前だとドル円は1日に動ける値動きの幅はほぼ1〜1.2円以内でした。(日足1本のローソクの長さ)
これもまた「ドル円のクセ」でした。今はドル円にしてはボラのある相場が続いてますので1円以上平気で動きますけどねw

このように他の通貨ペアでも値動きの幅のクセはあるでしょう。(あまり他のをしっかり見てきてないのでなんとも言えないんですが)
自分がよく触る通貨ペアが、動き出して止まるまでの値幅がどのくらいのことが多いのか?を過去チャートで見てみると面白い発見があるかもしれませんね。


・ネックラインで売り?買い?


よく三尊や逆三尊が成立した後の戻りを狙う際に、「ネックラインのレジサポ転換で入る」というのをTwitterなどでも見かけます。
これは確かにそうなのですが、ゴールドの場合は戻りを狙うのにネックラインは担がれることが多いです。

三尊成立後の戻り売り


左側はドル円などではよく見かけますが、ゴールドの場合はネックラインで入ると担がれます。結果落ちていくとしてもネックラインを超えてきてからのことが多いんですよね。
ネックラインで戻り売りして止まらず、損切りした経験ある人多いんじゃないかなぁ?僕も以前はよくやってました。
もちろんキレイにレジサポ転換して動くこともありますが、僕がゴールドに関して気にして見るのは、キレイにレジサポ転換するかよりも、どこの価格帯で売り圧(もしくは買い圧)がかかっていたか?を気にしています。
チャートの左側を見てですね。
過去に強い売り圧や買い圧がかかっていた価格帯はその後も同じように圧力がかかることが多いです。長期足まで見て過去の値動きを確認しておきましょう。


・キレイな三尊、逆三尊にはならない?


ゴールドは教科書のようなキレイな三尊や逆三尊の形はほとんど作りません。よくあるのが↓

左肩より右肩が高い(深い)


三尊の場合は左肩よりも右肩が高くなりやすく、逆三尊の場合は左肩よりも右肩が深くなりやすい傾向があります。僕はこれをフィボナッチを使って狙いますが、単純に教科書にあるような形だけでエントリーすると担がれてしまいます。
もちろん逆に左肩よりも浅いこともありますがこのような傾向が多いですね。


・東京時間の値動き


東京時間は基本ボラが少なく、値動きの幅自体そんなに大きくはなりにくいですが、この東京時間の値動きが上下に微妙な幅しか動かなかった場合は、だいたいロンドン・アメリカで日本の上下はどちらも狩りとられます。
日本時間のポジションは伸ばしにくいんですよね。
しかし例外もあって、日本時間に一方通行に動き続けた場合はそのままロンドンで加速することが多い傾向があります。
どうせ日本のポジは狩るでしょ?と安易に逆張りすると恐ろしく担がれたりしますので、一方通行に動き続けた場合は注意してください。


・アノマリー


これは短期的な値動きのクセとは違いますが、年間を通してゴールドは10月末から1月末にかけて上がりやすい傾向があります。
なぜかはわかりませんが、年末はゴールドは上がると聞いたことはありませんか?実際過去チャートを見てもそうで、年末にかけての底値は10月末〜11月初めにつける傾向があります。
僕はそれを前提に、そこに向かうまでどう動くか?など横軸を考えたりします。
それからゴールドのアノマリーを利用した年に一度のギャンブルトレードがあります。これはテクニカルでもなんでもなく、ただのギャンブルですので別にオススメはしませんが、僕はこれで負けたことはまだ一度もないですw


・年に一度のギャンブルトレード


なぜ年に一度なのかというと、このギャンブルトレードをやるのは大晦日
その年の最終日の閉場寸前に、年始開場時の上窓狙いでロングを仕込みます。
ゴールドの年始の開場は高確率で上窓スタートします。
自分が使っている取引所の正確な閉場時間(ポジションを入れられる時間)を事前にちゃんと把握しておき、閉場5秒前から証拠金に対して入れれるだけポジションを積み込みます。(維持率限界まで)
そして年明けに開場し、決済できる時間になったら利確です。
ゼロカ or 爆益のギャンブルですw 過去一度なにかのファンダがあって下窓スタートしたことがあるようですが、僕がトレードを始めてからだと今の所全て上窓スタートです。ギャンブルなので無くなっても良いお金でしかやりませんが。でも毎年必ずやるお年玉チャレンジみたいなものですw
やるならハイレバできてゼロカがある海外取引所で。
なかには閉場時にレバ規制がかかったり、窓狙いに厳しい取引所もありますので事前に調べておく必要があります。
ちなみに去年の大晦日は、僕はゲ○フォレックスの5000倍口座に資金を入れて維持率MAXまで積みました。5000倍口座なら、例えば証拠金1万円でも1ロット入れられます。5ドル幅開いても5万円以上の利益が出ます。
今のゲ○フォは運営が怪しい感じですのでオススメできませんけどね。。
実際僕もこのギャンブルトレードで出た利益を出金するのに1ヶ月以上かかりましたし(もうダメかと諦め気味でした)
使ったことないですが噂によるとタイ○ンは窓狙いに厳しいと聞いたことがあります。レバ規制のペナルティ食らったり、最悪BANされることも。
その点ゲ○フォは緩くて良かったんですけど出金されないかもしれないリスクは背負えないのでもう使いません。

・まとめ


最後はギャンブル話になってしまいましたが以上です。
あくまでも「クセ」であり「傾向」でしかないので頭に入れておくといいかも〜程度で頭に入れておくといいかなと思います。
くれぐれも自己責任ですのでギャンブルトレードはダメですよw

ではまた。

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