ガクチカで悩む学生必見！他の人とは違う”局所的”なガクチカを徹底解説

はじめに

こんにちは。ぼんじりテレビです。
いきなりですが、皆さんはESの目的ってなんだと思いますか？
多くの人が「ESは書類選考を通過するためのもの」と答えます。
もちろん正解です。ESを通らなければ面接に進めない訳ですから。

でもよくよく考えてみると、、、
「面接官はESを見て質問してくる」ことが多くないですか？
そう、ESの真の目的とは
「面接官に突っ込んでもらい、面接をコントロールするため」なんです。
つまり、内定を取るために面接をコントロールするエサなんです。
そこで今回はESで必ず通る道、「ガクチカ」に関するnoteです。

このnoteで学べること

よく僕は「ガクチカは局所的に書かないと意味ないよ」と呟きます。
でも、「局所的ってなんやねん！それこそ抽象的やろ！！」と思っている就活生の皆さんに向けてお送りするのが今回。
実際にES通過率並びに面接通過率が飛躍的に向上した24卒のガクチカを徹底公開します。

このnoteで学べるのは3点。
①局所的なガクチカとは具体的にどういうものかイメージできる
②ガクチカのBefore、Afterが見れて参考にできる
③局所的なガクチカを書くメリットを学べる

それまで書類・面接通過率が悪くて悩んでいた24卒の情報収集くん（MARCH→超大手企業複数内定）に僕がコンサルしました。
どう局所的なESに仕上げたか、どう変わったのかを是非見てみてください。ESで個性を出せない人、面接で色んなことを聞かれてしまう人など、様々な人に局所的なガクチカの有効性を感じ取ってもらえたら嬉しいです。

コンサル前のガクチカ

あなたが一番頑張ってきたことを500字で記入してください。

電話営業の長期インターンで、月18件のアポイントを獲得した経験だ。経費精算システムの営業代理店にインターン生として入社し、月15件のアポイント獲得を目標にして活動した。私は電話を毎日200件かけたが、開始1か月目のアポイント獲得は0件という結果であった。この結果はただむやみに電話をかけていた事が原因だと考え、2つの施策を行った。1つ目は地域別と業界別にサービスの需要を調べた事だ。企業リストの上から順に電話をかけていたため、市場分析ができていなかった。そこで経理担当者にヒアリングし、サービスの需要のある地域と業界に絞った企業リストを作成して電話をかけるように工夫した。2つ目は実際の営業トークを録音し社員にフィードバックをもらった上で、ロールプレイングを行った事だ。先輩社員の客観的な意見をいただいた後、すぐに実践を行い、トーク内容を日々改善した。学んだ事をインプットしたままにせず、即アウトプットする事で、学びが定着するように工夫した。結果、3か月目に目標を上回る月18件のアポイントを獲得できた。人生最大のチャレンジから、目標達成に向けて戦略的に行動する事の大切さを学んだ。(491文字)

NGポイント①個性が全く伝わらない

皆さん、このガクチカを読んでどうでしたか？
何か個性って伝わりましたか？
情景イメージできました？

Aという課題に対し2つの施策をやりました〜的な、よくワ○キャリアで公開されているようなESかと思います。
正直誰でも書けちゃうESですよね。
情報収集くんじゃなくても、情報収集くんを見ていた隣の学生ならこのESって書けちゃうんです。

NGポイント②質問の種類が多い

上記のガクチカに対して聞かれた質問が
・なぜ長期インターンを始めた？
・経費精算システムって何？
・目標を月15件に設定したのはなぜ？
・経理担当者にどうやってヒアリングしたの？
・市場分析ができていなかった要因は？
・何で需要を調べようと思ったの？
・どの地域、業界に需要があったの？
・企業リストはどのように作成したの？
・何でロールプレイングをしようと思ったの？
・客観的な意見の具体例は？
・先輩社員からどんなフィードバックをもらったの？
・ロールプレイングのやり方を教えて
・先輩社員からどんな事を学んだの？
・トーク内容はどこを改善したの？
・他に工夫した事はなかった？

15個…
正直質問の種類多くないですか？
こんな多くの質問来ても嫌じゃないですか？笑
質問がいろんな方面に散らばってしまう理由は、
時間軸が広いせいで、面接官がどこから突っ込んで良いのか分からないんですよ。

時間軸が広いせいで面接官の質問範囲も広く、必然的に情報収集くんも”回答が広く浅く”なっていたとのこと。結果、面接後「情報収集ってどんな人だっけ？？」と面接官の印象に残らなかったのだと思います。

ちなみに情報収集くんに聞いたところ
質問に対してきちんと答えられていたにも関わらず、
面接通過率14％（7戦中たった1勝のみ…）という悲惨な結果だったそうです。
ではコンサルを経て、どう変わったのか。

コンサル後のガクチカ

あなたが一番頑張ってきたことを500字で記入してください。

電話営業の長期インターンシップでアポイント獲得に奮闘した経験だ。領収書を自動管理できる会計ソフトの営業代理店メンバーだった私は、アポイントを月15件獲得する事を目標にし、1日200社、月3500社に電話をかけた。しかし電話をむやみにかけるだけの営業をしたところ、1か月目のアポイント獲得数は目標の15件はおろか0件という悲惨な結果だった。そこで私は「領収書をExcelに手入力していますか？」