【詩・ポエム】Vol.7
『観覧車に乗りたい』
戻ってきてくれてありがとう
悲しい雨ならほらすぐそこに
相変わらず
相変わらず
その優しさがピンク
まるで花束
観覧車に乗りたいって言ったのは嘘じゃない
§
『無邪気』
おもちゃのピアノがジャズを奏ではじめた
鍵盤に合わせてステップを踏もうぜ
そしたら人形みたいな少年が
あぐらをかいて笑ってた
カジノのコインを放り投げながら
あぐらをかいて笑ってた
§
『曇り空』
曇り空も
ロンドン気分で
何とかなるで
§
『すべての呼び方で僕は君を愛す』
君と僕
お前とオレ
アンタとオイラ
どれをとったとしても
2人の間は変わらんぜ
§
『417』
417と書かれた座席にオレは座っている
銀幕の緞帳はまだ開いてもいない
映画館で食べるポップコーンは格別
もしこれから始まる物語が
チープな愛憎劇でもオレは気にしない
だから胸を踊らせながら
今か今かとただ待っている
さくら ぼんじりの作品を見て頂けただけで嬉しいので、サポートは無理なさらずに……お気持ちだけで結構です……。もしもサポート頂いた場合は、感謝の気持ちと共に、これからの活動費、また他の方への応援に使わせて頂きますm(_ _)m