【詩・ポエム】Vol.9
『ホシノウタ』
コーヒーを飲んでいる
地球というこの星に
命をあずけ
何という幸せな事か
便利な時代になったものだ
ありがたいと感謝しつつ
もうひとくちの黒を入れる
そうなんだ
ここはブラックホール
体の隅々まで宇宙を感じる
生命体は進化を続け
いつかは還るんだろう
ホシノウタを唄う時
決まって現れるのは
絶頂という名の純粋
§
『カロン』
もし君がプルートの横
カロンにいたとしても
必ず会いに行くよ
§
『恋する惑星』
それでもオレの星は今
君を中心に回っている
§
『ふたり座』
オレの心臓と君の心臓を繋ぐと
ひとつの星座になるって知ってた?
§
『同郷』
この地球(ほし)は
何かと住みづらくてかなわない
困ったものだ
キミから見れば
オレは異形のものなんだろう?
この角がそうさせてるんだろう?
キミたちから見れば
オレは異質なものなんだろう?
この声がそうさせてるんだろう?
だからオレは
違うホシから来たことにするよ
そう思うことに決めたんだ
それでも最近
同じホシのひとに出会ったよ
だからもう少しだけ
この地球(ほし)に住まわせてくれ
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